小児科医が解説!赤ちゃんが乳児健診を受ける時の準備

子育て・ライフスタイル

大切な赤ちゃんの成長を見守るために、乳児健診(赤ちゃんの健診)はとてもよい機会です。
地域により、集団健診で行われたり、無料の券を使用して個別に医療機関で受けに行く、などのパターンがあります。
今回は個別に医療機関へ受けに行く時に大切なことと、準備すると良いことをご案内させていただきます。

赤ちゃんの乳児検診を受ける時の準備①なるべく小児科で受けましょう

赤ちゃんの1か月健診は、基本的にはご出産された医療機関で受けることが多いと思います。

赤ちゃんが3.4か月~11か月の間にも、2回くらい無料で健診を受ける機会があります。この3.4か月以降の健診は、なるべく小児科で受けていただきたいと思います。

なぜかと言いますと、乳児健診は赤ちゃんの発育や発達の様子を月齢に合わせてしっかりと診察するものですので、専門の小児科医が診察する方が良いからです。

クリニックの看板に“内科・小児科”と書いてある場合、お子さんも診察しますが、専門は内科の医師であることが多いのです。

赤ちゃんの乳児検診を受ける時の準備②母子手帳と乳児健診の受診票は忘れずに

乳児健診を受けに行く時は母子手帳と、母子手帳と一緒にもらうことが多い乳児健診の受診票を忘れずに持っていきましょう。

乳児健診の受診票(無料になる券)は、3~6か月・9~11か月など対象の月齢が決まっていて、その月齢の間に乳児健診を受けることができます。乳児健診の受診票がないと健診料は無料になりませんので、ご注意ください。

また、6.7か月健診など受診票の交付がない間も、ご希望があれば自費で健診を受けることができます。大人の健診と一緒で病気ではないので、自費となります。費用は、医療機関によって異なります。

医療機関により、カルテ登録のため健康保険証や子ども医療受給券も持ってきてくださいと言われることもあります。

乳児健診では、身長や体重、頭囲や胸囲を測るため、少し時間がかかることもありますので、替えのオムツもあった方がよいですね。

赤ちゃんの乳児検診を受ける時の準備③母子手帳に、赤ちゃんの様子を記入しましょう

母子手帳にはそれぞれの月齢のページに、赤ちゃんの様子を記入する欄があります。分かる範囲内でよいので、乳児検診に行く前にぜひ記入していきましょう。

“あやすと笑いますか?”
“寝返りはしますか?”
など、発達の様子がわかる大切な質問項目が並んでいます。

それを読むと赤ちゃんの様子がよくわかるため、診察する医師は乳児検診時に参考にしています。ぜひ医師にお子さんのことを詳しく伝えるために、書いて行ってくださいね。

また、質問の下の余白のところにも、自由に赤ちゃんの様子を書いていただいて大丈夫です。

“○○のおもちゃがお気に入り♪”
“○○すると、きゃ~といって大喜びで笑う♡”

などなど、書いておくと良い思い出にもなるかもしれませんね。

赤ちゃんの乳児検診を受ける時の準備④聞きたいことはメモしておきましょう

乳児健診は、赤ちゃんの成長を見守るための大切な機会です。お母さんが普段疑問に思うことを、ぜひ医師や看護師に聞いてみてくださいね。

ちょっとしたことや少し不安に感じていることも、もちろんOKです。

乳児検診中はお子さんをあやすのに夢中になってしまい、終わったあとで「あれ?聞くのを忘れていた!」とならないために、聞きたいことは事前にメモして持って行くのがオススメです。

子育ては大変ですが、赤ちゃんの成長はあっという間です。乳児健診を上手に利用して、赤ちゃんの成長を楽しみながら見守っていただきたいと思います。ぜひ乳児検診に行く際の、参考にされてみてくださいね。