【こどもの肌トラブルに】薬膳食材"○○○○○"でお悩み解決!

子育て・ライフスタイル

薬膳というと、難しく考えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、日常のちょっとした不調やトラブルにも役立ちます。

今回は、こどもによく起こる肌トラブルにピッタリな薬膳食材「ヨクイニン」をご紹介したいと思います。

プールが始まると気になる〈こどもの肌トラブル〉

夏の時期によく見られるこどもの感染症の一つに〈水イボ〉があげられます。

水イボは、保育園や幼稚園で、特にプールの際に感染すると言われています。

空気感染・飛沫感染するわけではなく、プールの水を介して感染することもないのですが、水イボの中の液体が付着したタオルや衣服などを介して感染が広がっていくようです。

感染のピークは、高温多湿の梅雨から夏と言われています。この夏に感染してしまったお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

水イボは正式名称を「伝染性軟属腫」(でんせんせいなんぞくしゅ)といい、ポックスウイルスというウイルスが原因で、イボ状の湿疹ができる感染症です。

感染しても痛みはないのですが、全身にできてしまう点と、完全に治癒するには時間がかかる点からも、悩んでいらっしゃる方は多いと思います。

できてしまったらどうしたらいいの?~水イボの治療法~

一般的な治療法には、以下の方法が挙げられます。

①ピンセットで水イボの中にあるウイルスを取り除く
……やはり痛みは伴うので、低年齢のこどもだと恐怖心が残りやすいかもしれません。

②入浴後、イソジンを患部に綿棒で塗る
……根気と時間が必要ですが、患部が乾いてきて、イソジンの殺菌作用でウイルスが死滅するそうです。

③ヨクイニンを服用する
……「ヨクイニン」というワードを聞いたこともあるかもしれませんが、どんなものなのかご存知でしょうか?

「ヨクイニン」って、どんなもの?

「ヨクイニン」は、漢方薬に使われる生薬のひとつで、イネ科ハトムギの種子のことを指します。

種の殻を取り除いて乾燥させたものがヨクイニンと呼ばれ、漢方として活用されています。

「ハトムギ」という方がピンとくる方も多いのではないでしょうか。

病院では、粉末や錠剤で処方されます。私も幼少の頃に水イボができ、皮膚科でヨクイニンの錠剤を出されて服用していた記憶があります。

ハトムギの薬膳的効能~治療効果を高める摂り方~

ハトムギには、古くから胃腸の調子を整え、胃もたれや食欲不振を抑える効果があることが知られています。

ハトムギは利尿効果が高く、体の中の余分な水分や、老廃物を排出する効果があります。春から夏にかけての、湿気によるむくみやだるさの解消に力を発揮します。

また、吹き出物、しみ、そばかすを改善する作用もあります。イボだけでなく、肌トラブルに効果を発揮する食材と言えます。

ただし、ヨクイニンを服用しても治癒には時間を要します。

また、先ほどの治療法の①と②を行っている方でも、以下のようにハトムギを普段の食事にも取り入れることで、より効果を高められるはずですよ。

・普段のお茶をハトムギ茶に変える(ハトムギ茶はドラッグストアにも売られています。もしくは、乾燥のハトムギを色づくまで煎って、お湯を注いでもOKです!)

・乾燥のハトムギを茹でて白米に混ぜて炊き、その茹で汁も炊くときに使う。

・乾燥のハトムギをまとめて茹でてから、小分けに冷凍しておき、スープなどに入れる。

粉末のヨクイニン(ハトムギ粉)をお持ちの方は、小麦粉に少し混ぜたり、ジュースに加えたりして、日常的に摂取していただければと思います。

いかがでしたでしょうか?

お医者さんによっては、水イボに感染したら自然に治癒するのを待つ、ということもあるそうです。

いずれにしても治癒には時間がかかるので、日常の食事でできることは取り入れたいですよね。

お子さん一緒にお母さまもヨクイニンを摂取することで、自然と肌の調子が良くなっていくかと思います。

ただし、胎児や乳児に影響を与える可能性があるため、妊婦の方にとっては禁忌食材になっていますので注意してくださいね。