■早くなっている「初潮」年齢
一昔前と比べ、女の子の体の発育は早くなり、身長も高めです。
その影響もあってか、小学5年生のはじめに「初潮」を迎えるケースも珍しくありません。
「自分の娘は小柄だから、初潮は遅いかも」
「娘はバレエをずっとしているからスレンダーだし、初潮が来るのが遅いはず」
と思っていたママの予想よりもはるかに早く初潮を迎えた、というケースも少なくないのです。
娘が初潮を迎える前の準備① "女性の先輩"として娘へ教える
小学校4年生になると文部科学省から配布されるのが、「保健」という教科書。
小学校で行う保健は、体育の授業の一環として座学で行われ、理解度を確認するためにテストもあります。
「初潮」は小学校4年生で、人間の体の仕組みを学ぶときに触れます。
何を学んでいるかは、学年通信でも把握できます。
娘が初潮について学校で学んだタイミングで、一人の女性の先輩として、「赤ちゃんができる体になる」ということをきちんと話しましょう。
娘へ初潮のことを話すと、ナプキンの取り換えが面倒くさい、プールに入りにくいなどと言ってくるかもしれません。
そんな時は、生理が来るということは「健康の証(あかし)=発育が順調」であることを、しっかりと伝えましょう。
娘が初潮を迎える前の準備② 予兆がなくてもナプキンポーチや巾着を!
学校で初潮について触れたら、いつなっても対処できるよう、ナプキンポーチ(または巾着)を用意することをおすすめします。
大きすぎるとポーチが目立つので、子どもが持ちたがりません。
ランドセルのスペースに入るくらいの文庫本サイズを目安に選びましょう。
普通の日用を2枚、多い日用を1枚程度ポーチに忍ばせておくと、1日くらいは大丈夫ですね。
娘が初潮を迎える前の準備③ オーバーパンツの用意
最近の女の子は、防寒などの目的で、黒や紺のオーバーパンツを履いていることも多いことかと思います。
最近のティーンズ向けのオーバーパンツには、左右にナプキンを入れるポケットが用意されているものも。
通販サイトでもオーバーパンツが発売されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
娘が初潮を迎える前の準備④ 生理になったシーン別に対策を考える
生理が来るときのシーンは、それぞれ違いますよね。
学校など、家庭以外の場所で娘が初潮になった場合、当然のことながらママは、その場でサポートができません。
娘が突然生理になってパニックにならないためにも、自宅以外でなった場合の対策を考えましょう。
学校であれば、保健の先生に頼るか、担任が男性という場合なら、別のクラスの女性の先生へ相談するのも一つの手ですね。
娘が初潮を迎える前の準備⑤ ナプキンの取り換えのサポート
長さや、ズレ防止のためのサイドの羽あり・羽なしなど、ナプキンのタイプもさまざまですよね。
初潮になったときに、サイドの羽の部分を装着するのに時間がかかることも……。
最初の生理に関しては、娘と一緒にトイレに入り、ナプキンの装着のサポートや確認することをおすすめします。
ママがサポートするだけでも、娘は安心できますよ♪
初潮や生理に関する準備をしっかりしておけば、娘が突然生理になったという事態でも、慌てずに対処ができます。
これから娘が小学4年になるという方は、ご紹介した内容を参考にして準備をしてみてはいかがでしょうか。
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