夏休みの宿題代行問題① どこまでお手伝いしてる?
子どもにとっては、ついに待ちに待った夏休み♪
遊ぶ予定もたくさんで、毎日ワクワク過ごしているのではないでしょうか?
でも、お子さんにも重要な課題が!それが、《夏休みの宿題》ですよね。
結構量が多く、一気にやるのは難しいので、毎日コツコツやるのがミソです。
そんな夏休みの宿題、親である皆さんはどこまでお手伝いしますか?
実際、毎日子供につきっきりで宿題のお手伝いをするのは難しいですよね。
お仕事をしているママは、自分の子どもがちゃんと宿題をこなしているかを把握するので、いっぱいいっぱいだったりもします。
これに目をつけた、宿題代行業者が今問題視されているんです。
夏休みの宿題代行問題② 宿題代行業者とは?
皆さんの中で《宿題代行業者》という言葉を耳にしたことがある人はいますか?その名の通り、宿題を代行して請け負ってくれる業者なのですが、一体どれくらいのことをしてくれるのでしょう?
調べてみると、内容は様々なのですが、いずれも有料で、お願いすれば読書感想文や自由研究などをまるごと請け負ってくれるケースもあるんだとか。
読書感想文だったら、宿題代行業者が本を読み、最後は子供に清書をしてもらって、まるで本人が書き上げたかのように見せるんだそう。
自由研究に関しては、宿題代行業者が朝顔の世話から行うことも。
価格は、だいたい読書感想文1枚で2,500円、自由研究が15,000円ほど。高いか安いかは人それぞれの価値観によると思いますが……。一体この宿題代行業者を使う人が増えてきているのでしょうか?
夏休みの宿題代行問題③ 利用する親の心境は?
今問題視されている《宿題代行業者》ですが、昨年から需要が急増してるようで、今年もすでに7月中旬の段階で10件以上の依頼がある業者もあるんだとか。
では、宿題代行業者を利用するお子さんの親は、一体どんな心境なのでしょうか?その背景には、両親の共働きや子どもの塾通いがあるんだとか。
両親が共働きだと、なかなか子どもの宿題の面倒を見たりお手伝いをしたりする時間が持てず、やむを得ず利用しているという方も。また、子どもが通っている塾で試験が重なるときには、仕方なく業者を利用して学校の宿題を依頼することがあるんだとか。
第三者の目から見ると、こうした業者を利用せずに、子ども自身に宿題をやらせることに意味があると思うのですが、家庭の背景によってやむを得ない場合もあるのでしょうか。
夏休みの宿題代行問題④ 文部省教育課程課も問題視、どう解決する?
こうした夏休みの時期の《宿題代行業者》は、すでに文部省教育課程課の耳にも届いており、問題視されています。しかし、現状では学生の利用実態の把握が難しい上、国でこうした業者の営業を取り締まる法律もないんだとか。
こうなってくると、どんどん時代の需要に合わせた業者が出てきそうですよね。では、この問題、どのように解決していくのがよいのでしょうか?
やはり宿題は、子ども自身が取り組むのがベスト。でも、お手伝いが必要な時もありますよね。そういった時に両親が見るのが無理なのであれば、夏休みの宿題のアドバイスを行ってくれる塾にお世話になるのはいかがでしょうか?
他にも解決策はあると思いますが、各家庭で事前に話し合っておくと良いですよね。
私たちが子どもの時には考えられなかったような問題が起こるのが現代。
なんでも事前に家庭で話し合いをし、それぞれのルールを作っておくと良さそうですよね。
業者に依頼をするのは良くないと思いますが、業者の勉強法をぜひとも教えてもらいたいところです!
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