保育園長が解説!《認可外保育園選びのポイント》とは

保育園長が解説!《認可外保育園選びのポイント》とは

「認可外保育施設」
認可保育園に入りづらい地域にお住まいの方なら、一度は耳にしたことや実際に探したことのある方が多いのではないでしょうか。
事故の報道などを受けてあまり良いイメージを持ちづらい、いわゆる「無認可保育園」かもしれませんが、きちんと選べば良いところに出会えるはず。
今回は、ちょうど今の時期に入園を希望される方が多い認可外保育園の選び方のポイントをお伝えします。

認可外(無認可)保育園とは?園を探し始めたらまず見学!

「認可外保育施設」とは行政の認可を受けずに子どもを預かる施設で、業態は様々です。
24時間預かってくれるところやお稽古事に熱心なところ等、保護者のニーズに合った施設を選ぶことができます。

「無認可」と言われることが多いのですが、決して無許可で無法地帯になっているわけではありません。
きちんと行政に届出を出して、細かい運営基準もあります。
立入調査もあり、調査結果を保護者の方が確認することもできます。

・・・とは言っても、お子さんの1日の大半を過ごす場所です。
しっかりと見極めて、安全な環境を第一に選んであげましょう。
通える範囲の場所にある園を絞ったら、必ず複数の園の見学に行きます。
待機が多く入園は難しいと言われても、とにかく見学の申し込みをしましょう。
たくさん見ることによって、良いところ悪いところが見えてきます。

見学でわからないことがあれば後から電話して聞いても良いですし、別の日にご主人を連れてもう一度見せてもらっても良いと思います。
園に迷惑?いえいえ。大事なお子さんの大事な命に関わることです。
こんな当たり前の親の気持ちを汲めないでおざなりに扱うような園なら、さっさとやめてしまってもいいかもしれません。

良い園は、今お預かりしている園児さんの生活と安全を優先しつつ、これから入園するお子さんとお母さんの気持ちにもしっかり寄り添ってくれるはずです。
見学をする際は、できれば園の子どもたちがいる時間に見せてもらいましょう。
冬になると、見学の日程が取りづらくなる場合もあります。
できれば秋になるまでに見学に行くことをおすすめします。

無認可保育園の見学ポイント①保育中の職員は?

見学に行ったら、みなさんは何を見ますか?
まず見るべきなのは、保育中の職員です。

見学に来たあなたを見て、笑顔で挨拶をしましたか?
その職員がお子さんの担任になるかもしれません。
挨拶もせずに仏頂面の職員に、今後子育ての不安を相談できますか?
お迎えの時に、お子さんの可愛かったエピソードで一緒に笑えますか?
保育園と家庭の連携は、子どもにとってとても大切です。
お互いに子どもが何をしているのかわからないのは、決して良い環境とは言えません。

チャンスがあれば、お迎えに来たお母さんも見てください。
職員はどのようにお母さんにお子さんを引き渡していますか?
お母さんと職員は、楽しそうに一言でも二言でも会話をしていますか。
仕事で疲れているお母さんを笑顔にするのは、子どもの元気な姿と保育者の態度です。

無認可保育園の見学ポイント②園長先生はどんな人?

次に、見学の対応をしてくれた職員はどうでしょうか。
見学の対応をする職員は園長や副園長など、上の立場にいる人が多いはずです。
・・・ということは、その人のカラーが出ている保育園であると言っても過言ではないでしょう。

きちんと知識と経験がある人でしょうか?
行政の補助を受けない認可外保育施設の運営は、全て保護者から支払われる保育料で成り立っています。
だからといって儲け主義になって、お金の話ばかりしていませんか?

緊急時(地震や火災、子どもの急病など)の対応について、具体的に教えてくれますか?
子供も家庭も十人十色。
集団保育だからといって、あまりに融通がきかない印象ならば、後々お母さんが大変になります。

子育てに困ったときに親身になってくれそうですか?
話しやすい雰囲気はありますか?

ついでに見学の時に、子育てについての悩みも相談してみましょう。
「離乳食をあまり食べてくれないのです。」「人見知りがひどくて預けるのが心配なのです。」などなんでも良いのです。
そうすると、その園長副園長の保育観が見えてきます。
それは広げると、園全体の保育方針となります。
ホームページやパンフレットに書いてある保育方針や保育目標なんかより、リアルで具体的に感じ取ることができますよ。

無認可保育園の見学ポイント③園児さんたちの様子は?

次に見るのは、保育園にいる園児さんたちです。
子どもたちの身なりは綺麗ですか?

食事の時間でもないのに食べかすが口の周りにべったり・・・そんなお子さんはいませんか?
オムツを重たそうに引きずって歩いているお子さんはいませんか?
鼻水が両鼻から口まで伸びているのに、拭いてもらえていないお子さんはいませんか?
衛生管理は、抵抗力の弱い子どもたちを預かる場所として当然徹底しなければいけないことです。
病気になる可能性も高くなりますので、子どもたちが衛生的な環境で過ごしているか見てみましょう。

そして、子どもたちは笑顔で元気に遊んでいますか。
保育者がニコニコしている園では、子どももリラックスして笑顔で過ごすことができます。
その逆だと・・・・。ちょっと想像したくないですね。
保育園は、子育てのパートナーです。
どちらが上でも下でもなく、共に協力しながらお子さんの成長を見守り、手助けする相方です。

豪華な設備や遊具も魅力的です。
給食がおいしくて立派なのも、ピアノや英語などの課外授業も素敵ですね。
それらは子どもが安全な環境の中にいてこその魅力なのです。

高い保育料との折り合いをつけるのにどうしても目が行きがちですが、大切なのは保育は人であるということ。
その点をしっかり見極めるためには、まず見学です。
たくさん見て比べて、お母さんが安心して預けられる園が見つかると良いですね。

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この記事を書いた人

木村 麻美子/保育園長

木村 麻美子(きむら まみこ)

【肩書き】
保育園長(池袋あけみ保育園)

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