小児科医が教える!失敗しないかかりつけ医の選び方とは

子育て・ライフスタイル

子どものかかりつけ医を決めるのは、ちょっと難しく感じますよね。かかりつけ医を探す時には、受診のしやすさや医師・看護師さんとの相性など色々な要素を考えると思います。

今回は、失敗しないかかりつけ医の選び方をご紹介します。

小児科&かかりつけ医の選び方<1>かかりつけ医はぜひ決めておきましょう

"かかりつけ医=メインで受診する医療機関"を決めておくことは、育児をする上でとても大切です。その医療機関にお子さんの情報が蓄積していくからです。

カルテの保存は最低5年はしなければならないと法律で決まっているのですが、今は電子カルテを使用している医療機関が多くなり、さらに長い期間の情報が蓄積されるのではないかと思います。

具体的には、以下のような情報がカルテに残ります。
・初めて受診した時に詳しく記載する事項(出生時や発育発達の様子、予防接種の接種歴、家族の様子)
・診療していく中でわかる事項(にがい薬は苦手、抗生剤で下痢をした、卵アレルギーの可能性が有る、高熱になりやすい…など)
・季節との関連性(寒くなり始めがぜーぜーしやすい…など)

お子さんの診療をする際、今までの情報を参考にする医師がほとんどです。例えば、抗生剤で下痢をしやすいお子さんであれば、抗生剤を処方する時に一緒に整腸剤を処方するなど、今までの情報をもとにより良い診療ができるのです。

小児科&かかりつけ医の選び方<2>小児科専門医の居場所を知っておく

“小児科専門医”というのは、日本小児科学会が認定している資格で、指定病院などで3~5年しっかりと小児科医療の経験を積んだ上で試験を受け、合格しないと取得することができません。

つまり、小児科専門医というのは経験を積んだ子ども専門の医師です。小児科医は総合病院の小児科に勤務していたり、小児科医のいるクリニックには看板に“小児科”や“小児科・内科”と書いてあります。

病気がこじれそうな時には、早めに小児科専門医を受診することをおすすめします。いざという時のために、一度医療機関のホームページなどで確認しておいた方がよいでしょう。

小児科&かかりつけ医の選び方<3>受診しやすさは?子どもへの配慮がある?

最近は一般診療(普通の風邪の時などの診療)でも、予約システムを導入している医療機関が多くなってきました。予約システムは便利なのですが、様々なシステム会社がそれぞれの方針で作ったものを医療機関が自由に選んで採用しています。

そのため予約できる時間も3日前から、当日の朝6時から、朝8時からなど様々です。大切なポイントは、医療機関ができる範囲内で患者さんやそのご家族に配慮しているか、ということです。

例としては、予約システムがあるか、駐車スペースはあるか、子ども用のマスクが置いてあるか、インフルエンザやおたふくかぜなどで受診するの子どものために隔離室があるか、一般診療と予防接種の時間帯は分けているか、などです。

かかりつけの小児科を選ぶなら、子どもやママへの配慮が感じられる医療機関が良いですよね。

小児科&かかりつけ医の選び方<4>話しやすい医師やスタッフがいることがベスト

話やしすい、相談しやすい医師や看護師がいる小児科を選ぶと良いでしょう。

育児をしていると、お子さんの状況に合わせて次々に疑問が生まれてくるものです。気軽に質問ができる雰囲気があり、質問にわかりやすく詳しく答えてくれる医師を選ぶことで、ママのストレスも半減するはずです。

もし医師が忙しそうにしていても、大切なお子さんのことですので、聞きたいことは遠慮なく聞いてくださいね。

また人に勧められた医療機関でも人それぞれ相性があるので、もしも「合わない」「なんとなく嫌」と思うことがあっても当然です。お子さんが元気な時、継続的に受診する必要がない時などに、自然にフェードアウトしてももちろん良いのですよ。

小児科のかかりつけ医の選び方についてご紹介しました。
医療機関選びは大切なお子さんの健康や成長に関わることですので、賢く選んで賢く受診していただきたいと思います。