逆効果?野菜嫌いな子どもへのNG対応①無理に食べさせようとする
野菜嫌いな子どもに親がしてしまいがちなのが、無理矢理にでも野菜を食べさせようとしてしまう対応です。
ただでさえ苦手な野菜を、強制的に食べさせられてしまえば、子どもにとってその野菜の悪い印象が上塗りされてしまうだけ。逆効果となってしまいます。
わがままではなく、本当に匂いや苦味が気になって食べられないのだとしたら……親としてまずできるのは、食べやすくする工夫をすることですよね。
また、子どもが頑張って食べたなら、少しくらい残しても怒らずに、食べようとしたことを褒めてあげましょう。
逆効果?野菜嫌いな子どもへのNG対応②そのままの形で出す
野菜嫌いな子どもにとって、野菜がそのままの形で調理されているのは、「苦手」意識を強くさせてしまう要因となります。
赤は酸っぱい、緑は苦い、というイメージを本能的に持つ子ども。
野菜嫌いを克服させるためには、逆効果となる野菜の形がわかる料理よりも、ハンバーグに混ぜるなど、まずは好きな料理と一緒に混ぜて食べられるものを考えましょう。
逆効果?野菜嫌いな子どもへのNG対応③「ピーマンを食べる!」など目標を作る
野菜嫌いな子どもを持つ親がついしてしまいがちなのが、嫌いな野菜を食べられるようになることを大きな目標に掲げてしまう対応です。
「ピーマンを食べよう!」などと、苦手な野菜の名前を出して目標にしてしまうと、子どもにとって、苦手な野菜を食べなければならないというプレッシャーがかかり、逆効果に。
アメリカでは、野菜の呼び名を変えただけで関心や完食率が変わったという研究報告が出ています。
「宇宙戦士!ピーマン」
「おバカなにんじん兄弟」
など、野菜を身近に感じられるようなユーモラスなネーミングをしてみると、面白がって食べてくれるかも!?
逆効果?野菜嫌いな子どもへのNG対応④他の子と比較する
「隣の〇〇ちゃんは美味しそうに食べているじゃない!」といったように、他の子と比較して苦手な野菜を食べさせようとしても、野菜嫌いの子どもにとってはストレスが溜まる一方です。
野菜が食べられないというプレッシャーだけでなく、親に愛されていないと感じて、心にトラウマを抱いてしまう可能性すら出てきてしまいます。それでは、逆効果ですよね。
「にんじんが食べられたら、○○ライダー(子どもの好きなキャラクター)みたいに強くなれるよ!」
「ママ、このブロッコリーの入ったオムレツ頑張って作ったから、食べてくれたらすっごく嬉しいなあ♡」
こんな声かけをして、子どものやる気を引き出してあげたいですね♪
野菜には栄養があるからこそ、しっかり食べてもらいたいと思うもの。
でも、自分が子ども時代だったころを振り返れば、食べたくないなと苦手意識を持っていた野菜の一つや二つが、あったのではないでしょうか?
野菜嫌いは、成長に伴い自然と解消されることもしばしば。
苦手意識を加速させてしまう、逆効果な対応をとらないように、工夫して気をつけてみましょう♪