見直したい!子どもの叱り方①「カッとしたら時間を置く」
子どもが外出先で騒いだり、挨拶ができなかったりするときに、ついきつく叱っていませんか?
注意を聞き入れない場合に、ママもカッとなってしまうことがあるのも事実です。
こうした時には感情的に怒らないように注意して、なぜそれをしてはいけないか、という理由を、目を見て言い聞かせるようにしましょう。
カッとなってしまった場合には、深呼吸をしたり、一人の時間を作ることも大切。
例えば、一人でキッチンに入って冷静になる方法も効果的です。
この方法は、子どもが興奮してママの話を聞けるような状態でないときにも効果があります。
「お話できるようになったら、ママのところに来てね」と伝えて、落ち着かせてみるのも良いでしょう。
見直したい!子どもの叱り方②「脅す・殴るの行動は愛情が壊れる」
子どもが危険を伴う悪さをした場合、暴力や家から閉め出すといった行動で反省を促す教育をしてしまうケースが見られます。
脅したり、殴るなどの暴力による教育は、一見効果があるように思われますが、子どもは何がいけなかったのか分からないままになってしまうことが多いのです。
それに加え、回数を増すごとに親の行動がエスカレートしてしまう危険性もあります。
「脅す・殴るの行動は、子どもとの間の愛情が壊れるだけ」ということを、肝に銘じておきましょう。
見直したい!子どもの叱り方③「人格否定はせず、ダメな事柄だけを伝える」
先ほども触れましたが、子どもが危険を伴う悪さをしてしまった場合、本来であれば、どのように叱るべきなのでしょうか。
ポイントとなるのは、人格否定をするのではなく、その行動がなぜダメだったのかを明確に伝えること。
「こんなことをするなんて、ダメな子!」などの子どもの人格を否定するような言い方は、良い影響を与えません。
「○○をしたら、ケガをしてしまうかもしれないよ。嫌なことがあって○○をしたんだったら、口で言おうね。」などと、その事柄についてだけを子どもに伝えるようにしましょう。
見直したい!子どもの叱り方④「兄弟姉妹と比べない」
先ほどの項目の延長線上ですが、叱る際に、兄弟姉妹と比べた言い方をするのはNGです。
「弟だって、そんなことはしないよ!」などと、兄弟姉妹と比較をするような言い方をしてしまうと、人格を否定された気持ちになり、子どもの心の居場所を奪ってしまうことになるのです。
あくまでその子だけを見て、悪かったところを明確に伝えるようにしましょう。
見直したい!子どもの叱り方⑤「叱ると褒めるはセット」
子どもの悪さは続いてしまうもの。
怒ってばかりの自分に、苛立ちを感じてしまうママも多いのではないでしょうか。
そんな時こそ、叱るだけではなく、褒めることもセットにして考えるようにすることが大切!
日頃からよく褒めてもらったり、ママとの間に楽しい思い出をたくさん共有できている子どもほど、大好きなママから受けた注意が心に響くのです。
見直したい!子どもの叱り方⑥「見守ってあげる心の余裕も必要」
何度言っても改善できない!育児の中で、そんなわが子に焦りや苛立ちを感じてしまうことも少なくありません。
しかし、子どもによって、成長や発達のスピードはそれぞれ。早いから良くて、遅いから悪いということはありません。
大人の言っていることを理解して行動できるようになるまでは、時間がかかると理解をし、見守ってあげる心の余裕も必要なのです。
見直したい!子どもの叱り方⑦「プロや様々な年代の人の手を借りて」
現代では、親も社会も、子育てにすぐ結果を求め、心に余裕がなくなっています。
親である私たちも、本を読んで子育てやしつけについて学んだり、保育のプロや地域の様々な年代の方たちと話したり、交流を持つことで、そこから学べることもたくさんあるはずです。
仕事で夫の帰りが遅く、日中は一人で育児をしているママが多いのが現状。
人の手を借りて育児をすることは、決して悪いことではありませんよ♪
ママになった以上、誰しもが悩むのが「叱り方」について。ご紹介したアイディアを参考に、今一度見つめなおしてみませんか?
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