ピアノを習わせる本当のメリット:言語能力が発達する
「ピアノと言語能力?」と思われるかもしれませんが、幼児期にピアノに触れると、言語能力が発達すると言われています。
実際に、神経科学学会誌(Journal of Neuroscience)が発表した研究結果によると、音楽教育を受けた子どもは、そうでない子どもに比べて、異なる音を処理する能力が強化されていることが分かったそうです。
このことが表すのは、外国語の処理能力にも優れている、ということ☆
つまり、英会話の能力を上げようと思えば、リスニングができるようにならなくてはいけませんよね。相手が何を話しているのか分からないと、いつまで経っても英会話をできるようにはなりません。
運動が体の健康に良い影響を与えるのと同じように、音楽は脳の聴覚を養います。
特に、人間の聴覚は、4歳〜7歳の間に急激に発達するので、この時期に音楽教育を行うことで、音声を聞き分ける能力がアップするそうです!
グローバル社会で生き抜く力を養うためにも、ピアノによって聴覚を磨き、外国語の処理能力に好影響を与えるといいですね。
ピアノを習わせる本当のメリット:運動神経がアップする
ピアノと運動神経は、無関係のように思われますが、ピアノを習うことによって、子どもの運動神経がアップすることも分かっているんです!
ピアノは、楽譜を見て音やリズムなどを理解し、右手と左手で異なる動きをしますよね。これは自然に、反射神経を養います。
また、小さいうちからピアノを始めた子どもは、脳梁白質という、右脳と左脳のつなぎ目が大きく成長し、情報伝達能力に優れるのだとか☆
視覚と聴覚の刺激、そして手の動きを連動させなければいけないピアノは、脳内の動作をする部位と、知覚の部位を連携させます。
これが、運動神経に大きな影響をもたらすそうです!
ピアノを習わせる本当のメリット:算数が得意になる可能性がある
ピアノには、2分音符、4分音符、8分音符というように、楽譜に数字が出てきます。
「4分音符は1拍で、2分音符は2拍……」というように、ピアノを習いたての頃は、数えながら弾いているかもしれません。
子どもは徐々に、体でリズムを取りながら、音符の長さを計算できるようになります♪
つまり、ピアノを習っている子どもは、リズムが分数の組み合わせで成り立っていることを、自然と理解できるようになるのです!
ですので、小学校に入る前からピアノに親しんでいると、数字に苦手意識を持つことなく、すんなりと学習に入れることが多いようですよ☆
数ある楽器の中でも、ピアノが1番良いのはなぜ?
人間には、人間性知能(HQ)と呼ばれるものがあります。このHQを高めることで、一般知能、問題処理能力、運動能力、そして言語能力が高まると言われています。
そして、HQを高めるためには、「ピアノ」が1番効果があるのです。
というのも、“両手の指を細かく動かし、先の音を先読みし、演奏する。”という行為が、HQを高める訓練に繋がるのだとか。
しかし、ピアノによる様々な学習効果を高めるには、子どもが楽しんで取り組むことが最低条件!
子どもが自ら、「ピアノって楽しい♪」と思うことで放出されるドーパミンがないと、意味がないのです。
ですので、練習を無理強いするなどして、子どもがピアノを嫌いにならないように、注意しましょう!
いかがでしたか?ご紹介した以外にも、ピアノを習うことで、子どもの想像力は豊かになり、表現力が磨かれます。
少なからずピアノを弾けるようになることで、音楽を楽しんだり、実践する際の基礎的な素養が身につくことは確かです。
また、ピアノは、自己表現をする1つの手段にもなるので、子どもの自信にも繋がりますよ♪子どもに習い事を考えている方は、ぜひピアノを検討されてみてはいかがでしょう?
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