宇多田ヒカルさんの結婚&子育て論①紅白に初出場!完全復帰へ
「Fantôme」私にとって発売週から初めての3週連続首位だって。びっくり。デビューから18年で休業明けでこんなことあると思わなかった。ひさびさの…アリガタビーム!!(ノ・_・)‥‥…━━━━━☆ピーー
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) 2016年10月19日
2016年4月に、芸能活動を再開させた宇多田ヒカルさん。
8年半ぶりとなるアルバム『Fantôme』は、オリコンランキングで1位を獲得し、第58回日本レコード大賞では、最優秀アルバム賞を受賞しました。
2016年の『NHK紅白歌合戦』では初出場を果たし、完全復帰といえそうですね!
復帰の経緯について宇多田ヒカルさんは、
「母に向けて歌うこと以外に、自分の中で選択肢そのものがなかった」
「アルバムを作ること自体に、責任のようなものを強く感じていました。」
と語っています。
歌でお母さんと向き合うことで、混乱していた気持ちの整理もついてきたのかもしれませんね。
宇多田ヒカルさんの結婚&子育て論②「日本では子育てしにくそう」発言に共感の嵐!
イギリスで子育てをする宇多田ヒカルさん。日本とイギリスの子育て環境を比較して出た「日本では子育てしにくそう」という発言が、大きな反響を呼びました。
日本では、赤ちゃんが泣いたり、電車にベビーカーを乗せたりしていると、嫌な顔をされてしまうことも……。
しかしイギリスでは、ベビーカーをみんなで持ち上げてくれたり、レストランでも、普通に授乳ができるような環境なのだそう!
「日本で子育てをしていないから、なんとも言えないけれど……」という注釈はあったものの、外から見て分かることもあるはず。
多くのママが抱えるモヤモヤを、はっきりと言葉にしてくれた瞬間なのではないでしょうか?
宇多田ヒカルさんの結婚&子育て論③パートナーに「経済力」は求めない!
私が人生のパートナーに求めるものランキングの最下位:経済力
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) 2016年8月29日
経済力のある男性が優しくてかわいくて自分を一番に思ってくれる女性(経済力低め)を選んだってなんの不思議にも思われないのに、性別が逆になると問題があるかのように思うのは非常に非理論的だ。男の子って大変ね。
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) 2016年8月29日
結婚した男性が、一般人だったことで上がった憶測の声を一蹴するツイートが話題に!
“男性が外で働き、女性が家庭を守る”という古い結婚観が、なかなかなくならない日本。
新しい価値観を一言で表しています。
宇多田ヒカルさんの発言は、共働きや、奥さんの方がメインで稼いでいる、という夫婦を勇気づけたはずです。
宇多田ヒカルさんの結婚&子育て論④「私の原点は母」
2016年にリリースした新アルバムに収められた大ヒット曲『道』『花束を君に』などは、2013年に亡くなったお母さんの藤圭子さんへの想いが詰まった曲です。
宇多田ヒカルさんは、「このアルバムは、亡くなった母に捧げたい」と語っています。
一時期、「何をしても母が見えてしまい、息子の笑顔を見ても悲しくなる時があった」そう。
しかし、アルバムを作る過程で
「母の存在を気配として感じるのであれば、それでいいんだ。私という存在は母から始まったんだから」
と、気持ちがだんだんと整理できたようです。
また、自分も母親になったことで、ここまで育ててくれたお母さんへ感謝の気持ちが芽生え、その思いを素直に綴ることができたのかもしれませんね。
宇多田ヒカルさんの魅力は、なんといっても私たちとの“気持ちの”距離感の近さ。
私たちが疑問に思っていることを、素直に発言し、改めて考えさせられることも多いですよね。
悲しみと、結婚・子育てなどの幸せを同時に経験されたことによって、さらに重みを増した宇多田ヒカルさんの言葉は、これからも注目が集まりそうです。
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