『頭の良い子』に育てる本の読み聞かせとは

子育て・ライフスタイル

『ママ~絵本読んで!』という声に『今忙しいから、終わってからね~』なんて言っていませんか?頭の良い子、特に言葉や相手の気持ちを読み取る力を育むのに、本の読み聞かせは最高です。
今の読み聞かせに一工夫するだけで、こどもの知能、コミュニケーション能力はぐんと伸びます。

こどもを本好きに育てるためには、なにより『馴染ませる』べし

私には5歳と1歳の男の子がいるのですが、『歴代3代目の絵本』(同じ本で3度目の購入である絵本)が何冊かあります。

1代目は5歳の子が1歳くらいの時に、2代目は現1歳児がダメにしてしまった本を新たに購入し、同じ本の3代目が存在するというわけです。

普通は『絵本は大事にしなきゃ、もう読めなくなっちゃうわよ』と絵本をキレイに読むことを指導したり、『この本はビリビリにやぶけちゃったから、違う絵本を買おうね』と違う本を購入したりすると思います。

お子様を本好きのこどもにしたければ、ぜひ本は

◆ビリビリにしたければ自由にさせる
◆ダメになったら同じ本を根気強く買い足す

ことを推奨いたします。

なぜなら、本好きになるにはまずは『本というものに馴染む』ところから始めなければならないからです。読み聞かせをするまでに、こどもには沢山本に触れて好きになってもらいましょう。

0歳からの準備〜こどもを本好きにするために親ができる環境づくりとは

それでは、実際にこどもに本に馴染んでもらうために、どんな事が出来るでしょうか?
親の思惑にはまってもらうためには、いくつかの準備が必要です。
 
0~2歳くらいの幼児には『本で遊ばせる』ことが大切です。

幼いから本はまだ…という頃から、本をおもちゃにして遊ばせるクセをつけましょう。小さいこどもにとって、ページをめくったり、本を持ち上げてみたり、はたまた破ってみたりと絵本の楽しみ方はその程度です。

その中でも絵が大きくダイナミックな本や色があざやかな本、手で触って感触を確かめられる本などは、文字や絵がまだよく分からない小さいこどもでも、こどもなりの感動や発見があるはずです。

破いたりダメにしてしまいそうなら、分厚い紙でできている丈夫な本でも古本でも構いません。とにかく絵本に『馴染んで』もらう事が読み聞かせをする準備として大事なことだと思います。

3歳からの準備〜我が家の図書館を作れば勝手に本が『読める子』に

0〜2歳の幼児期にこどもに本に馴染んでもらったら、3歳児からは『身近に本があふれる環境を準備する』ことが大切です。

3歳くらいになり本が理解できるようになったら、多くのいろいろな種類の本、自分の好きな本を選んでこどもが自ら読む環境を整えます。

私は息子が3歳になったころ、古本屋さんでとにかく安い本を50冊買って本棚を用意し、いつでも息子が本を読みたいときに読みやすいようにしました。『我が家の図書館』のような感じです。

息子はおもちゃに飽きたら本棚から本を引っ張り出し、ぺらぺらとめくったり、自分で読める本は読むようになりました。その結果、こんな知育効果がありました。

”周囲より早く『文字が読める』『書ける』子に”

本を読みたくても、親がいつでも本を読み聞かせてくれるわけではありません。でも、こんなに面白そうな本がたくさんある…。3歳を過ぎたころから、息子は一人で読む努力をし始めました。

『ち・る・・かに・・がつせん・・』

最初は『ち』と『さ』を必ず間違えたり、小さい『つ』など促音が読めなかったりとむちゃくちゃで、本人も意味が分かっていなかったと思います。笑

でも、めんどうな『読む』作業を自らやろうとするようになりました。これは将来、活字嫌いにしないための重要なステップだと思います。

本がいっぱい!こどもと図書館を利用して、読書目標を立てましょう

「頭の良い子」に育てるために大切な読み聞かせには、小さいころから本と触れ合い、本に馴染み、身近に本が溢れる環境作りをすることが大切、とご紹介しましたが、本をたくさん読むためにずっと買ってばかりはいられませんよね。

私は、本棚のスタメン以外は図書館に頼っています。

図書館を利用する際も、ただなんとなくヒマができたから本を借りるのではなく、明確な目標を立てて本を借りると良いと思います。

たとえば我が家では、図書館の貸し出し数マックスである(20冊/1週間)をじっくり読むことはちょっと難しいのですが、その半分の10冊を借りて、”全部読もう!”を目指しています。

紙芝居を毎月20種類読んで図書館にある全種類制覇しよう!
昆虫図鑑の全種類を制覇しよう!

など、どんな目標でも良いと思うのですが、こどもはゲーム感覚で挑戦させるとがぜんやる気になります。

図書館で本を借りることを習慣づけることが難しい、という質問をよくされるのですが、親子で継続して楽しめるような工夫があると良いですよね。そして本を読んだらシール1個、とカレンダーに貼ってあげる、などをするとこどもも達成感を感じやすいです。

幼いころ読んだ絵本、読み聞かせてもらった本の内容を今でも鮮明に覚えている…というような事はありませんか?心の柔らかいこどもにとって、絵本の世界はまさに実体験に負けず劣らず印象的です。
想像力や感受性を育む「読書」。知性だけでなく、人の気持ちや心の機微が分かるようなコミュニケーション能力も同時に育むことができます。