早めの認識で被害を防ぐ!家庭で決めたい子どもの「ネット」ルール

子育て・ライフスタイル

現代は、スマートフォンの普及により、子どもがネットを使用する機会が増えてきています。そのため、親が予想だにしないような事件の発生につながっている、という実態もありますよね。

子どもを守りたいと思っても、予測して防ぐことは、なかなか難しいもの。

しかし、早めに家庭内でルール作りをし、子どもに認識させることで、被害を防ぐ方法はあります。

今回は「どんなルールを掲げ、どう認識させていくか」というポイントをご紹介します。

ネットにおけるルールを作る時期は「小学生」がベスト

スマートフォンやタブレット端末の普及により、大人も子どもも、ネット環境を利用する機会の増加が止まらない現代。

子どもにおいては、小学生の約12%、中学生の約49%、そして高校生の約83%がスマートフォンを保有しているのだとか。(平成26年度 警視庁少年育成課調べ)

時代の進化とともに、親世代が子どもだった時のように、「就職するまではスマートフォンを持たせない」と、一概に押し付けることができなくなってきているのが事実です。

そうした時代に合わせて、子どもが危険な目にさらされないよう、まずは家庭間でネット利用におけるルールを作ることが大切です。

家庭内でネット利用のルールを作るには、スマートフォンへの依存度が比較的少ないとされる、小学生の時期から取り組むことがベスト。

中学生以降の思春期になると、「これまではよかったのに、どうして今更?」という気持ちも生まれがち。早いうちから、ルール作りを考えましょう。

ネットにおけるルール作りのポイント

ネットにおけるルールを作るためには、まずはスマートフォンを購入する前に、どのような理由で持たせるのかという目的を、しっかりと子どもに伝えておくことが大切です。

「連絡用」や「防犯用」であるといった目的を伝えることで、「遊ぶために購入するのではない」という意思をはっきりとさせましょう。

購入後は、使用する時間や場所などに関して、子どもと話し合ったうえでルールを決めます。

このルールは、年齢とともに変化していく場合もあるということを、あらかじめ伝えておくと良いですよ。

そして忘れてはならないのが、ルールを破った際の約束ごとを決めておくこと。

もちろん、子どもを信用していないという意味ではありません。それくらい危険なものである、という認識を持たせることが大切なのです。

家庭内で決める「ネットルール」例① 時間や料金の上限を決める

子どもと決めるネットルールでは、内容を曖昧にするのはよくありません。

明確に、家族の誰が聞いても、同じく理解できる内容にしておく必要があります。

そういった条件の中で、まず例として挙げられるルールが、「時間や料金の上限を決める」ことです。

・21時以降は使用しない
・宿題の合間の休憩時間にだけ利用する
・契約している定額を上回らない

など、明確な時間や料金を決めておくことがおすすめです。

家庭内で決める「ネットルール」例② 勉強中や食事中の利用は禁止

スマートフォンは、子どもの防犯対策にも役立つ半面、見境なく使用してしまうことで、マナーに関する認識が薄れてしまうというデメリットを持っています。

子どもに、「食事中にスマートフォンを見るのは行儀が悪い」と注意をしても、なぜダメなのか、わからなくなってしまうのです。

初めからしっかりと、明確に「使用してはいけない時間」を提示しておきましょう。

家庭内で決める「ネットルール」例③ 学校や友人間のルールにも従う

小学校や中学校に入れば、学校でもスマートフォンやネットに関するルールを提示されるでしょう。

それだけではなく、仲の良い友人同士でも、ルールができてくるかもしれません。

子どもには、家庭内のルールだけでなく、状況に応じたルールにも従うことの大切さを伝えてあげることも大切です。

家庭内で決める「ネットルール」例④ 人の気持ちを考えた言葉遣いや投稿をする

SNSの利用を認める場合、友達とのトラブルを招いてしまうリスクがあることを、まずは理解させることが大切です。

何気ない一言を投稿したことで、友達を傷つけてしまったり、仲間外れにされてしまったり……。

こうした事態を招かぬよう、人の気持ちを考えた言葉遣いや投稿をすることが大切だと伝えましょう。

家庭内で決める「ネットルール」例⑤ 個人情報は絶対に書き込まない

「○○ちゃんの好きな人は、△△くんでした!」

これはあくまで一例にすぎませんが、こうした書き込みも、立派な個人情報流出の一つです。

個人情報を勝手に書き込んでしまうことが、どれだけのリスクを負うかということを、子どもに話し、ルールとして掲げることも大切ですよね。

もちろん住所や電話番号、メールアドレスなどといった個人情報を書き込むのも、もっての外です。

家庭内で決める「ネットルール」例⑥ ルールを破ったら1週間没収

家庭内で決めたルールを破ってしまった時に、どのような罰を課せられてしまうのか、決めておくことも大切です。

子どもが「長い」と感じる期間、スマートフォンを没収することが一番わかりやすく、ルールを破らないようにしようと心掛けやすいでしょう。

もちろん、ルールを決める際には、親が勝手に決めつけてしまうのではなく、子どもと話し合ったうえで決定していくことが重要です。

家庭内で決めたネットルールは、厚紙などに記載し、家族みんなが目につく場所に張り出しておきましょう。

家族みんなの目に見える環境で、正しく良い方向にインターネットを利用できる環境づくりを整える努力をしたいですね。