【2歳からのマネー教育】子どもは生まれたときからお金と接している
子どもが初めてお金と接するのは、ママがお財布からお金を出す、買い物の時。赤ちゃんの頃から、何度もお金を目にしています。
だから小さい子は、ママがいつも触っているお金に興味津々。お財布や本物のお金を触りたがります。
そんな時、まだ小さいからといってお金の話をせずに、ただ取り上げたりするのはNGです。
ママが大事に使っているお金について、赤ちゃんのうちから色々なお話をしてあげましょう。
【2歳からのマネー教育】ママのお財布は"不思議なお財布"なの?
子どもは「ママのお財布は、お金が無くならない不思議なお財布」と思っているかもしれません。
なぜなら、レジで支払うところは目にしても、銀行でお金をおろすところはなかなか目にしないからです。
もし、目にしたとしても、銀行の大きな機械(ATM)にもたくさんお金が入っていて、いくらでも使えるんだ、と思ってしまいます。
ここで大事なのは、ママが銀行に何をしに行くのかお話してあげること。難しいことではありません。
「夕食作りに使う野菜を買うためのお金を取りに、銀行にいくね。」
「銀行には、ママとパパが働いて会社からもらったお金が置いてあるんだよ。」
このように、無言でこっそりお金を下ろしてお財布に入れるのではなく、堂々と、働いて得たお金を受け取りに行く旨を伝えましょう。
そしてそのお金は、家族が美味しいものを食べたり、楽しいことをするために使うことも伝えてあげましょう。
【2歳からのマネー教育】お金は足りなくても降ってこない
お金は、足りなくなったからといって、空から降ってくるようなものではありません。
だからこそ子どもにも、お金が無いとやりたいことができない、食べたいものが食べられない、という経験が大切です。
喜ぶからといって、何でもかんでも準備したり、買ってあげたりしてしまえば、子どもの「お金が不足する」という想像力の欠如に繋がります。
ましてや、クレジットカードなどの見えないお金で買い物していたら尚更です。
ママが、限りあるお金を楽しくやりくりして、ご飯を作ったり、一緒に遊びに行ったり、楽しいことに使えるお金を作っているところを積極的に見せたいですね!
【2歳からのマネー教育】お金は「ありがとう」が運んでくる
そして、世の中のお金は「ありがとう」が運んでくることも、ちゃんと伝えましょう。
「ママとパパのところには、毎日お仕事してくれてありがとう、って会社の人がお金をくれるんだよ。」
「会社のお金は、作ってくれてありがとう、って会社が作ったものを買ってくれた人がくださったお金なんだよ。」
お金には誰かの「ありがとう」がいっぱい詰まっているんだね、と日頃から伝えられると、子どものお金を大切に思う心もすくすくと育っていきます。
そして、大きくなってお小遣いをもらうようになった時も、お手伝いをするのは当たり前のことと思える子どもにきっとなるでしょう。
子どもは、お金については誰にも教わらずに育っていきます。
ママとパパの声かけが一番の教育です。色々なことを丁寧に説明してあげたいものですね。
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