"年末年始のお金"を準備するコツ▶︎なぜ罪悪感を持ってしまうの?
頑張ってやりくりをしていても、毎月の支出が一定とは限りません。
特に、年末年始やお盆休みなどのまとまったお休みでは、帰省やレジャーなどで支出が増えるご家庭も多いことでしょう。
これらの特別支出を毎月の家計でやりくりするのは大変ですが、それらのお金をどこから用意していますか?
「残ったら貯金しよう」と思っていたボーナスや、「何かあった時のため」と使わずにいた口座からお金を引き出すと、せっかく貯めた貯蓄は減ってしまいます。
そのせいで、使ってしまったことが悪いことのように感じて、罪悪感を持ってしまうのです。
"年末年始のお金"を準備するコツ▶︎「目的別貯蓄」でストレスフリー
では、予め使ってもよいお金が準備されていたら、どうでしょうか?せっかく貯めていた貯蓄から支払わずに済みますね。
「使ってもよいお金」の準備の仕方は簡単です。
例えば、毎年12月に支出が増えることがわかっている場合、1年かけて目的別の積立貯蓄をしていきます。
もしも12月に10万円が必要なら、10万円を12カ月で割った毎月9,000円を1年間積み立てていけば、無理なく準備することができます。
とはいえ、「毎月、残ったら貯蓄しよう」では、なかなか目標額に到達することができません。
家賃や光熱費を自動引き落としにされている方が多いと思いますが、自動引き落としにすることで、毎月忘れずに支払うことができます。
これと同じように、貯蓄も「目的別の自動積立口座」を作って自動引き落としにすると、ストレスなく、目標額を達成することができるのです。
「目的別の自動積立口座」の通帳を作り、表紙に冬休み用と書いて、毎月楽しみながら積み立てると、ワクワクも倍増しますよ。
"年末年始のお金"を準備するコツ▶︎1年間頑張ったご褒美
1年後を想像してみてください。
前年と違い、年末年始に必要な資金がしっかり準備できているので、他の口座から支払って貯蓄が減る心配はありません。
このように、「目的別の自動積立口座」の仕組みができれば、「使ってしまった」という罪悪感を持たずに、楽しく過ごすことができますよ。
お金は、楽しいこと、幸せなことと交換するための道具です。
「目的別の自動積立口座」で、毎月貯まっていく過程も楽しみながら、上手にお金を使いたいですね。
ぜひ今から、目的別の自動積立を始めて準備し、来年の年末年始はファミリーで思い切り楽しみましょう!