兄弟喧嘩への上手な対応策①中立の立場で見守る
兄弟喧嘩の仲裁に入る際は、中立の立場で対応しましょう。お互いの気持ちの伝達役をしてあげると良いですね。
「ママは2人の味方だから、どうすることもできない。」と、きっぱり言うのも手です。
上の子は、「ちゃんと貸してって聞けばよかった」などと冷静になります。すると下の子は、貸しても良かったけれど、ムキになってしまった……などと気がつくのです。
どのように進めるかは、基本的に子どもに任せましょう。親が介入し過ぎると、自力で解決する方法を考える機会を奪うことになります。
自分たちで解決し、組織の中でリーダーシップを発揮できる人間に育てましょう♪
兄弟喧嘩への上手な対応策②ハグをする
子どもたちが喧嘩ばかりするときは、安心感が不足している場合があります。
情緒不安定でずっと不機嫌な状態のときは、一声かけてハグをし、愛情を伝えてみましょう♪
上の子と下の子にハグをさせるのも◎
大人になっても、兄弟仲良く助け合えるような関係を、今から築いていきたいですね♡
兄弟喧嘩への上手な対応策③子どもが言いたいことを引き出す
兄弟喧嘩が起こった場合、時間を置き、少し落ち着いたところで、感情が高ぶってうまく伝えられなかった子どもの思いを聞き出してあげましょう。
膝に抱っこしたり、目を見ながら、喧嘩に至った原因、気持ちの変化や言いたいことを聞いてあげます。
ママは、聞き役にまわります。
すると、「自分の言い分を聞いてくれる人がいる」と安心して、子どもたちも冷静にその場を乗り切れるようになるんですよ。
兄弟喧嘩への上手な対応策④子どものイライラの原因に目を向ける
子どもが頻繁に喧嘩をする時には、園や学校で嫌なことがあって、家族に八つ当たりしている場合もあります。
「また激しい兄弟喧嘩をしているわ……。」と思って見過ごしがちですが、このような時こそ親の出番。
表面的なことで終わらせず、「もしかして、他に何か嫌なことがあったの?」と、本当の気持ちを探ってみてはいかがでしょうか。
特に上の子は、我慢に我慢を重ねて「もう限界」だという場合もあります。モヤモヤしている心を晴らしてあげましょう♡
兄弟喧嘩への上手な対応策⑤兄弟を比較しない
兄弟は、他人に言われなくても、自分たちにライバル意識があります。同性の場合は、なおさら比較が悪影響になります。
「お兄ちゃんなのに、負けるなんて……。」と言われなくても、プライドはすでに傷ついているケースが大半。
優秀な兄と比較されている弟のケースだと、できない子どもだと烙印を押されているように感じ、頑張ることから逃げてしまう場合もあります。
いずれにせよ、本人たちの思いに親が追い討ちをかけることは、避けたいですよね。
比較するのではなく、良いところを見つけてそれぞれを認めて、褒めてあげましょう♪
互いに尊重できる人間に育てるためには、必須事項です。
兄弟喧嘩への上手な対応策⑥喧嘩のルールを決めておく
喧嘩をさせないようにするよりも、喧嘩のルールを決めておくことが大切です♪
年齢の近い兄妹の場合は、暴力に発展する可能性も高いので、その辺りも踏まえてルールを作りましょう。
・凶器になるようなハサミ、瓶などで相手を叩かない
・首を絞めたり、お腹を蹴ったり叩いたりしない
・噛み付いたり、ひっかいたりしない
・物を投げたり、物で叩いたりしない
・顔や頭を叩いたり、髪の毛を引っ張らない
などでしょうか。
尚、ルールは親が決めるのではなく、子どもと一緒に相談して決めると、守ろうとする気持ちが強くなるのでオススメです♡
一見バカバカしく、騒がしいだけにも見えますが、「兄妹喧嘩」を通じて多くのことを学んでいる子どもたち。
ここぞという時に手を差し伸べて、助け舟や道標になってあげられる親の姿勢が大切なのではないでしょうか♡
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