『学資保険と終身保険』ママが知っておくべきマネー用語Vol.5

『学資保険と終身保険』ママが知っておくべきマネー用語Vol.5

子どもの教育費は、1人あたり1,000万円~3,000万円と言われています。準備しなくてはと思うと、憂鬱になる方も多いかも知れません。

実はこの金額は、幼児期から大学までの教育費を積み上げた金額。そのほとんどは毎月の家計から捻出していくため、必要以上の心配は不要です。

しかし、「捻出できない時期」の費用は、子どもが小さい時期から準備を始めましょう。

保険を活用した準備方法である「学資保険」と「終身保険」について、その違いをご紹介します。

「学資保険」とは……?

教育費の準備としてまず思い浮かぶのは、「学資保険」ですね。

学資保険は、契約時に決めた払込期間中、保険料を支払い続けることによって、学資祝金や満期金といった給付金を設定した時期に受け取れます。

保険料免除特約が付いているものも多いです。

これは、親(契約者)が亡くなったり、事故などによる重度の障害で収入が途絶え、保険料を支払うことができなくなってしまったときに、以後の保険料の支払いが免除される特約です。

また、学資祝金や満期金の受取時期は、保険商品によってバラバラです。

幼稚園・小学校などへの進学時に度々受け取るタイプもあれば、18歳などの満期時に一回だけ、また18歳以降、大学在学中に毎年受け取るタイプも近年では増えています。

「終身保険」とは……?

「終身保険」とは、一生ずっと続く死亡保障のことを言います。

解約をしなければ、設定した死亡保障が一生涯続きます。つまり、遺族が死亡保険金をいつか必ず受け取れるため、貯蓄性商品と呼ばれています。

また、保険料の払い込みが終わったあとは、解約返戻金が払い込み総額を超えて増えていくという特徴があります。

この特徴を活かし、終身保険を学資保険の代わりに、教育費を貯める目的として活用できます。

また、終身保険の中でも低解約返戻金型終身保険は、一般の終身保険よりも払込期間の返戻率が低いため、保険料が割安です。

「学資保険」と「終身保険」の違いは3つ!

①受取時期が特定されている学資保険と、されていない終身保険

学資保険は、一般的に17歳や18歳が受取時期となります。決まった時期に受け取りたい方には、学資保険が向いています。

終身保険は、払込終了時期にもし資金が必要でなければ、そのまま解約せずに置いておき、老後資金など別の用途に使うというように、お金の使い道の選択肢が増えます。

また、置いておけばその分、解約返戻金も増えていきます。

②契約者(親)が万が一の時の受け取り額と時期

学資保険の場合、親の保障は「万が一の時以降の保険料払い込み免除」になるため、すぐに資金を受け取るタイプではありません。

あくまで、当初設定した受取時期が保障を受けられる時期です。

対して終身保険の場合(親が被保険者の場合)は、親の死亡時に「死亡保険金」を受け取ることになります。

③加入可能年齢が異なります

一般的に学資保険の加入年齢は、小学校に入学前後の年齢が上限となっている会社が多いです(小学校入学後も加入できる会社も一部ある)。

一方終身保険は、0歳~85歳まで(商品によってそれ以上)と幅広いです。

「学資保険」と「終身保険」加入にあたり注意することは?

学資保険、終身保険とも、保険料を払い込んでいる間に解約すると、解約返戻金は、それまで支払った保険料合計額を下回ることがほとんどです。

特に、低解約返戻型終身保険の払い込み中の解約返戻金は、一般の終身保険よりもぐっと下回り、大きく元本を割ってしまいます。

また、大学受験の方法がAOや推薦入試の場合は、入学金を高校3年の秋に支払うことにもなります。満期金の受取時期や、解約返戻金が元本を上回る時期に注意してください。

そして、保険商品ですので健康状態にも注意が必要です。

学資保険は、契約者と被保険者(※)、終身保険は被保険者の告知が必要となります。

告知内容によっては、加入できないこともあります。また、保険会社によっては学資保険でも契約者(親)だけでよい場合もあります。

同じ告知内容でも、保険会社によって審査判断が異なることもありますので、詳しくは各保険会社に確認してください。

※出産前に学資保険に加入できる保険会社があり、その場合は、被保険者(子)の告知は必要なく、一般的に子の医療保障や死亡保障はつけられません。
「学資保険」と「終身保険」についてお届けしました。迷った時の参考にされてくださいね♪

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この記事を書いた人

鈴木 さや子/ファイナンシャルプランナー

鈴木 さや子

【肩書き】
ファイナンシャルプランナー

【経歴】

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