適切なエクササイズをすることで効果倍増!〈特異性のルール〉
トレーニングには、それぞれ別の効果があります。ももを引き締めたいのに上半身のトレーニングをしても脚が引き締まらないことは、容易にご理解いただけると思います。
同様に、引き締めるのか筋力を増やすのかでも、トレーニングの回数が変わってきます。
「体を引き締めたい方は低重量高回数」「鍛えたい方は高重量低回数」などのルールもあります。
ご自身の目的に合わせて回数やセット数を決めると、目標とする体に近づけます。
今回のタイミングで、ご自身の行っているトレーニングが目的と合っているかどうか、見直してみてはいかがでしょうか?
トレーニングをやめると体は戻る!〈可逆性のルール〉
人間の体は、日常の最低限の筋力を維持しようとします。ですので、今頑張ってやっていることをやめてしまうと、最低限の水準まで落ちてきてしまいます。
「昔はできたのに……」という経験はありませんか?
先日、自分の背よりも高い鉄棒が公園にあり、妻から「できる?」と聞かれました。
子供の頃は遊びでくるくると回っていましたが、大人になると目は回るし、体も固くなっていて、同じように動くのに苦労しました……。(笑)
高い水準で体を維持するためには、トレーニングの継続が必要です。
「トレーニング」というと大げさな印象を持たれるかもしれませんが、ご自身の体の美と健康のために、高い目標を持って、トレーニングを習慣化できるように頑張りましょう!
体を変えるために徐々に負荷を上げていく!〈斬新性のルール〉
〈斬新性〉とは、体や体力に合わせて運動強度を徐々に上げていくことを言います。
体の変化を出したいからといって、いきなり強度の高いトレーニングをしてしまうと、ケガにつながったり、運動の効果が落ちてしまいます。
自分に合ったトレーニングを見つけるのは、すごく難しいことなのかもしれません。
10数年の経験からですが、フィットネスクラブに通っている会員さんの中で、1年間で体の変化が現れるくらいのトレーニングができた方は、全体の30パーセントもいないかもしれません。
自分に合ったトレーニングを見つけることが、とても大切です。
腹筋の強度ってどう変えるの?知っているようで知らない【腹筋】
家で行うトレーニングで1番に思いつくのが、【腹筋】ではないでしょうか。
先日、私のパーソナルトレーニングジムの質問コーナーに「腹筋が苦手です。優しい腹筋はありませんか?」と質問があったので、共有していきたいと思います。
【強度別 腹筋トレーニング】
1.背中の下にバスタオルを敷きます。仰向けになり、バスタオルの角を持ち、体を覆いながらゆっくり起き上がります。タオルで補助をするイメージです。
2.胸の前で手をクロスして起き上がります。
3.手を天井の方に向けながら、突くようにして起き上がります。
1〜3まで、腹筋方法を強度の低い順に並べてみましたので、首に負担のないようにチャレンジしてみてくださいね。
いかがでしょうか?綺麗なスタイルを維持するためには、楽なことは1つもないのかもしれません。
皆さんの体が少しでも変わるように、今後も厳選したエクササイズをたくさんご紹介していきます。
ボディメイクを成功に導く7つのルールは、Part3に続きます。お楽しみに!
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