『円高と円安』ママが知っておくべきマネー用語Vol.3

『円高と円安』ママが知っておくべきマネー用語Vol.3

ニュースで毎日のように取り上げられるのが、「円急騰1ドル○円」や「急速な円高株安!」といった為替のこと。

でも、イマイチ言葉の意味がわからない方も多いのでは?

今回のテーマは、海外旅行によく行くママならきっと敏感になる「為替」について。詳しく解説します。

『円高と円安』海外旅行で気にしませんか?

普段の生活では、あまり身近でない言葉である「円高と円安」ですが、海外旅行の時は気になる方も多いはず。

円高だと嬉しくなるけれど、円安だとがっかりすると思います。

円高とは、1ドル100円の状態から、1ドル95円など100円より低い状態になること。

100ドルの買い物をした時に、1万円ではなく9500円で済むので、嬉しくなります。

逆に円安であれば、1ドル100円の状態が、1ドル105円など100円より上がる状態となり、100ドルの買い物が、1万円ではなく10500円となってしまいがっかりする……というわけです。

(※)為替手数料については考慮していません

円と外国のお金の価値を比較したものが「円高」と「円安」

「100円が95円に下がるのに円高?」と不思議に思いませんか?

実は「円高円安」というのは、外国から見て日本の「円」が高いか安いかを表しています。

1ドル100円が1ドル95円になると、ドルを円に交換した時に手に入る円が減るので、外国から見て「円」が「高く」、すなわち「円高」となります。

逆に1ドル100円が105円になると、ドルを円に交換した時に手に入る円が増えるので、外国から見て「円」が「安く」、すなわち「円安」となります。

ドルだけが比較対象ではなく、ユーロや元など、諸外国のお金すべてが対象です。

円の外貨に対する価値……すなわち円安円高といった「為替」の変動は、海外旅行など、私たちの生活に影響を与えるだけでなく、経済、企業の経営など、世の中すべてに大きな影響を与えます。

円高になるメリットとデメリット

<メリット>
・海外旅行に行った時に買い物が安くできる
・外貨建ての保険に加入している場合、保険料が安くなる
・輸入品が安く買える
・ガソリンや石油が安く買える(原油の仕入れコストが安くなるから)
・輸入企業の業績・株価が上向く

<デメリット>
・外国人客が減る
・外貨建ての保険で受け取るお金がある場合、円建てでもらうと低くなる
・外貨預金が目減り
・輸出企業の業績・株価が下がる

円高になると、海外のモノを輸入して販売する家具屋などの業績があがるため、「円高還元セール」を行ったりしますね。

逆に円安になると、国内で作ったモノを海外で販売する自動車メーカーなどが大きな利益をあげます。

日本の上場企業において、輸入企業数より輸出企業数の方が多いため、円高になると株価は下がり、円安になると株価全体が底上げされる傾向となります。

結局「円高」と「円安」どちらが良いの?

株価が底上げされると、

《企業の資産価値がアップ→投資活動や消費が活発になる→給料が増える→消費が増える→日本全体にお金がまわる》

といったように、「良い金融のスパイラル」が起こります。これを目指して国は、「円安」傾向になるようにお金をどんどん刷ってばら撒いています。

しかし、「円安」が私たちの生活にとって、すべて良いわけではありません。

代表的なことが、ガソリン代や日用品の値上げです。光熱費も上昇しますので、私たちの家計にとっては、「円安」はあまり嬉しいことではありません。

物価と同時に給料も増えれば、経済全体にとって「円安」は良いことと言えるのですが……。

私たちができる対策は、円だけでなく外貨を持つこと。通貨の種類を分散して、資産形成をしておくと、円安になった時も安心です。

今後は、ぜひニュースなどで「円高」と「円安」という言葉に敏感に耳をすませてみてくださいね。

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この記事を書いた人

鈴木 さや子/ファイナンシャルプランナー

鈴木 さや子

【肩書き】
ファイナンシャルプランナー

【経歴】

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