"なんとなく"で大丈夫?意外と知らない正しい「食育」の基本

子育て・ライフスタイル

「食育」は、みなさん一度は耳にしたことのある言葉のはずです。そして、お母さんたちにとっては、子育ての中でも関心が高いことの一つではないでしょうか。

けれども、その正しい意味と内容をご存知ですか?

言葉も知っていて、なんとなくわかるような「食育」。今回は、その基本を改めて学んでみましょう。

食育の基本① 食育に関する法律「食育基本法」

食育は、家庭や学校で行われる教育の一つというイメージが強いかもしれませんが、実は「食育基本法」という法律で、その理念や取り組みの方向性が示されています(平成17年制定)。

それと同時に、「食育推進基本計画」が作られ、その計画に従って国として食育推進に取り組んでいます。

基本計画は5年ごとに見直しが行われ、新たな計画と目標が策定されます。

具体的には、平成18年から22年までの5年間で、

・食育に関心を持っている国民の割合を70%→90%以上に

・朝食欠食率を子ども4%→0%、20代男性30%→15%以下、30代男性23%→15%以下に

などの目標が掲げられ、食育活動が実践されています。

このように具体的な数値目標ができ、食育活動が活発に行われるようになったので、「食育」という言葉がみなさんの耳に入る機会が増えた、とも言えますね。

食育の基本② そもそも「食育」って?

では、そもそも食育とはどんなことなのでしょうか?

食育基本法の前文には、

「生きる上での基本であって、知育、徳育および体育の基礎となるべきもの」

と記されています。

知力や体力の基盤となるべきもの、つまり人間の土台を作ること。

この土台を作るには、日々の食事だけではなく、食卓での関わりも重要なのです。

食育の基本③ 「食育」とは人を育むこと

食育というと、栄養や食事の内容・調理法を考えること、子どもたちに収穫や食体験をさせ知識を教えていくことのように思われがちですが、それだけではありません。

食生活を一緒に楽しみ、感謝するこころを育てていくこと、食糧問題を通して世界を考える力を培うことも、食育の一環なのです。

楽しみ、感謝するこころ。自分のことだけではなく、世界のことを考える力。これは、人としても大切なことですね。

こういったことを、食卓での関わりを通して育んでいくのが食育です。

食育の基本④ 「食育」の第一歩は家庭から!

子どもが初めて食卓で誰かと関わるというのは、きっと離乳食を始めた時でしょう。

つまり、食育の第一歩は「家庭の食卓」と言ってもよいかもしれません。

現在は、様々な食育体験プログラムがありますが、まずは家庭から♡

ご家庭の食卓を振り返ってみるのも、食育を考えることに繋がりますよ。

いかがでしたか?知っているようで意外と知らない「食育」。

食を通して子どもとたくさん関わり、様々な感覚を使いながら、食生活を楽しむ。子どものためだけではなく、親の私たちにとっても心身の健康につながることです。

これから生きる子どもたちが、社会の中でどんな状況にあっても強く、元気に未来に向かって羽ばたいていけるように、親として食育を正しく理解し、しっかり取り組んでいきたいですね♡