「どうしたら勉強が好きになる?」有名大学の現役学生に調査!<男子編>

Baby&Kids / Life style

学力のレベルが高いと言われる難関大学の現役生・男女8名にインタビュー。 「勉強が得意になったきっかけは?」「やっていた習いごとって?」など、子育てのヒントになりそうな質問にたくさん答えていただきました♪

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2021.04.09

勉強が好き・得意な現役大学生に調査!<男子編>

勉強が好きな人の勉強道具出典:www.shutterstock.com

今回は、「子どもに、勉強への苦手意識を持ってほしくない」「学ぶことは楽しいと思ってほしい!」という、ママのみなさんに向けた企画。

「勉強が好き・得意な現役大学生」に調査を実施し、幼少期の勉強方法についてくわしく話を聞いてきました。お子さんの“やる気スイッチ”を見つける方法がわかるかも!

<女子編>はこちらから!

幼少期の学びルーティーン

勉強を頑張っている男の子出典:www.shutterstock.com

今回、調査に協力してくれたのはこちらの方々。小学校時代のライフスタイルを中心に伺いました。

Yさん東京大学理学部3年

Yさん/東京大学 理学部 3年
神奈川県出身。父母妹僕の4人家族。小さい頃からPCでネットサーフィンするのが好きだったおかげか、システム開発に興味あり。エンジニアとしてインターンをしています。

Tさん慶應義塾大学理工学部2年

Tさん/慶應義塾大学 理工学部 2年
神奈川県出身。父母妹僕の4人家族。小さい頃から、家がリフォームされる番組を見るのが好きで、建築が学べる理工学部に通っています。

Rさん早稲田大学社会科学部3年

Rさん/早稲田大学 社会科学部 3年
群馬県出身。父母妹僕の4人家族。サッカー・水泳・ソフトテニス・硬式テニス・陸上などなど、とにかくたくさんのスポーツを経験してきました。

Yさん早稲田大学社会科学部2年

Yさん/早稲田大学 社会科学部 2年
神奈川県出身。父母弟僕の4人家族。幼少期は迷路を解くのが大好きでした。

通っていた小・中・高は?

  小学校 中学校 高校
Yさん(東京大) 私立 私立(中高一貫) 私立(中高一貫)
Tさん(慶応大) 公立 私立(中高一貫) 私立(中高一貫)
Rさん(早稲田) 公立 公立(中高一貫) 公立(中高一貫)
Yさん(早稲田) 公立 公立 私立

本企画唯一の私立小学校出身者は、東大生のYさん。お母さまの薦めで幼稚園から高校までエスカレーター式の学校に入学したそう。

ですが、小学校の勉強が簡単に感じてしまい「もっと難しい勉強がしたい」と、途中で別の学校を受験したのだとか。驚くほどモチベーションが高い……!

学校以外での勉強方法は?

  勉強方法 学校外勉強時間(日) 自宅学習場所
Yさん(東京大) 自宅学習(小6のみ塾) 1〜2時間 リビング
Tさん(慶応大) 3時間(週2〜3回) リビング
Rさん(早稲田) 2時間(週2〜3回) リビング
Yさん(早稲田) 自宅学習(宿題のみ) 0.5〜1時間 自室

リビング学習派が多数。ちなみに、全員お母さまが専業主婦(子どもが小学校時代)のご家庭だそう。

東大のYさん、慶応大のTさんは、受験期になると勉強時間が大きく変わり、塾で週20〜30時間勉強していたと話してくれました。

勉強以外のルーティーンは?

  習いごと テレビ ゲーム
Yさん(東京大) ピアノ・サッカー・野球 全く見ない 全くやらない
Tさん(慶応大) ピアノ・サッカー・英会話 週に何度か ほとんどやらない
Rさん(早稲田) サッカー・水泳・ソフトテニス 毎日2時間未満 毎日1時間以上
Yさん(早稲田) 野球・水泳・英会話・そろばん 毎日2時間未満 たまにやる

習いごとやっている率100%!しかも、みなさん3つ以上の習いごとを経験していますね。

中学校受験のために塾に通っている方が多く、「習いごとが勉強の息抜きになっていた」という意見が多かったです。

勉強が得意になった理由

勉強を好きな男の子出典:www.shutterstock.com

勉強が得意になった理由をあげるとするなら?

Yさん東京大学理学部3年

僕は、そもそも勉強が好きなタイプ。両親はわりと教育に熱心で、ゲームやテレビは一切禁止という家庭内ルールがありました。ですが、そもそも流行っているゲームの存在を知らなかったので「やりたい!」とか「我慢」という感覚もなかったです。/Yさん(東京大) 

Tさん慶應義塾大学理工学部2年

勉強はどちらかと言えば嫌いなのですが、小学校の時に両親に薦められて塾に通うことに。その塾での対話型学習がおもしろくって、やる気が湧いてきた記憶があります。/Tさん(慶応大)

Rさん早稲田大学社会科学部3年

今も昔も勉強はどちらかと言えば嫌いなのですが、周りの友人が勉強している姿に刺激を受けて、自分もやらなきゃって気持ちになりました。両親から「勉強しなさい」って言われることはなかったので、あくまでも自主的にやっていましたね。/Rさん(早稲田)

Yさん早稲田大学社会科学部2年

小さい頃、携帯ゲーム機で100マス計算などの脳トレゲームをやるのが日課でした。勉強はどちらかと言えば嫌いですが、ゲーム感覚で学べていたので楽しくできていました。/Yさん(早稲田)

なんと、難関大学に合格するほど勉強が得意なはずなのに「(勉強は)どちらかと言えば嫌い」と答えた人が多数……!

嫌いなのに、“自主的に勉強していた”と話してくれた方が多いのがさらに驚きポイントです。

家族はどんなアシストをしてくれた?

Yさん東京大学理学部3年

毎週末、いろんな場所にある博物館に連れて行ってくれました。そのおかげで、興味の幅が広がったり知識が豊富になったりしたのだと思います。/Yさん(東京大)

Tさん慶應義塾大学理工学部2年

塾での勉強さえきちんとやっていれば、他は自由にさせてくれたことが嬉しかった。塾がない日は友達と遊べていたので、受験や勉強がストレスに感じることは少なかったです。/Tさん(慶応大)

Rさん早稲田大学社会科学部3年

日本の歴史が好きな父。旅行先では必ず伝統的なお城に連れて行ってくれたり、歴史を面白く話してくれたりしたおかげで、僕も日本史が得意になりました。/Rさん(早稲田)

Yさん早稲田大学社会科学部2年

両親は勉強熱心なタイプで、テストの点数に厳しかったです。成績が悪いと怒られることも。でも、テストで良い点とるとすごく褒めてくれたし、インセンティブ(お小遣い)をくれました。それが嬉しくて自ら勉強を頑張れたのだと思います。/Yさん(早稲田)

サポートの形は人それぞれ。ご両親は、「我が子のやる気スイッチ」がどこにあるのかしっかり把握されていたようです♪

共通点まとめ

本を読む男の子とママ出典:www.shutterstock.com

勉強好きが集まった<女子編>と比較すると、どちらかと言えば勉強嫌いな方が多かった<男子編>。

嫌いなことも、努力し続けることで大成することがあるんですね。

“嫌なら無理してやらなくていい”という意見ももちろん大切ですが、「(嫌いなことでも)自ら努力したくなるような仕掛け」や「興味関心が広がる仕掛け」を大人が考えてあげることで、子どもの未来が変わることもあるのかもしれません。

取材に協力していただいた4名の男子大学生のみなさま、ありがとうございます♡ぜひ、<女子編>もご覧ください。

◆取材協力/若者マーケLab

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