子どもに聞かれて説明できる?お正月の《おせち料理の意味》とは

グルメ・レシピ

いよいよ2015年も、残すところあとわずか。気がつけば年の瀬を迎え、今から新年の準備に入る方も多いのでは?
お正月といえば、おせち料理!全てを手作りする方も、お取り寄せをする方もいらっしゃいますよね。
そんな日本の伝統のおせち。様々な料理がありますが、それぞれに意味が有ることをご存知ですか?

榮樹実
榮樹実
2015.11.26

お正月のおせち料理の意味①そもそも、おせち料理とは?

出典:zatugakunosiro.com

日本では昔から伝統とされてきた、おせち料理。
お正月になると家族で食卓を囲み、新年を祝いながら食べるものですが、そもそもおせち料理とはどんなものなのでしょうか?

漢字で書くと「御節料理」です。
もともとは季節の変わり目にあたる日を節日とし、その日には宴を開き神様にお供え物をするという、平安時代からの習慣の中で出されるお料理のことでした。その中でも、今ではお正月の節目に出すお料理のことを「御節料理」と呼ぶようになったそうです。

節日は他に、1月7日のお七夜、3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕などとして残っており、言われてみれば今では行事とされているその各日それぞれに特徴的なお料理がありますよね。

実はそんな御節料理の中のそれぞれの食材にも、意味が隠されているんですよ!

お正月のおせち料理の意味②黒豆

甘くて美味しい黒豆。おせち料理には欠かせない、子どもも大好きなお料理です。

黒豆の黒い色は、魔除けの色として言い伝えられています。黒豆を食べることで悪い邪気を払い、無病息災を願うためにおせち料理へ使われるようになりました。黒豆の名前とかけて、「一年間マメに働き、マメ(健康)に暮らせますように」という意味も込められています。

本来の黒豆の作り方では、さびた釘を入れて8時間もの間、煮なければいけない調理法がよく言われていました。しかし最近では、重曹を利用することで柔らかく煮たり、重曹がなくても出来る簡単レシピもたくさん出ています。

甘い黒豆は、子どもからの人気も高いもの。
時間はかかりますが、豆を戻して煮るだけで出来てしまうお料理のため、他のおせちは全てお取り寄せ!という方でも、黒豆だけは手作りしてみてもいいですね。

お正月のおせち料理の意味③栗きんとん

栗きんとんは、その黄金の輝きが金の布団・金の団子のように見えるということから、商売繁盛や金運・財運を願い、おせち料理に取り入れられるようになりました。
金塊や小判のようだとも言われ、その一年の富を得られるようにと、今でもおせち料理の一つとなっています。

甘くて美味しい栗は、子どもが大好きなおせち料理の一つ。こちらも砂糖や蜂蜜、みりんと一緒に甘く煮込むだけで仕上がる、簡単おせち料理です。
一度作り方を覚えれば、栗だけでなくサツマイモなどでも美味しく作ることができ、おせち料理としてだけでなく、普段のおやつにもぴったり!

ただし栗きんとんはカロリーも多めなので、お正月太りを気にするママさんは、食べ過ぎに注意してくださいね♪

お正月のおせち料理の意味④煮しめ

根菜類や椎茸・鶏肉など、様々な食材を一緒に煮て作る煮しめ。
様々なものを一緒に煮込むことから、家族がそろって仲良く暮らせるように、という意味が込められています。

煮しめの中に入る食材一つ一つにも、実はたくさんの願いが込められているんですよ!
例えば…

里芋:子芋が沢山土の中に出来ることから、子宝に恵まれるよう、子孫繁栄への願い
くわい:大きな芽が出ることから、出世への願い
たけのこ:勢い良く成長していくことから、家運の伸長への願い
れんこん:穴があいて向こう側が見えることで、先を見通せますようにという願い

それぞれに願いが込められていて家族でつつく煮しめは、なんだかいつもより美味しく感じられそうですね♪

この他にも、昆布巻きは「よろこぶ」の意味から作られるなど、見た目や食材の作り・名前から意味が込められているものがおせち料理には多く見られます。こうしたものは子どもの興味もひきやすく、分かりやすく日本の文化を伝えることが出来そうですね。

いかがでしたか?
意外に知らない、おせち料理の由来。素敵な意味が込められているお料理を、お正月のお祝いに家族で食べるのは素敵なことですね!
今度のお正月には改めて、意味を噛み締めながら頂いてみてはいかがでしょうか?

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