「賢さ」の定義とは?
賢い子どもに育てるために、まず親が理解しておきたいことが「賢さの定義」です。
「賢さ」とは、自ら学ぶ力や、何が必要なのかを見極める力を持っていることだと考えます。
親から「勉強しなさい!」という言葉を聞いて勉強し続けて成績が上がったとしても、自ら学ぶ力を育んでいるとはいい難いですよね。
子育ての上では、子どもの心を揺さぶる体験、感覚や感情を育てることが、結果的に豊かな想像力につながり、生きる力となっていくのではないでしょうか。
【賢い子供をはぐくむ子育て①】夢中になれることを伸ばしてあげる
賢い子どもに育てるために親が気をつけるべきこと1つ目は、「夢中になれることを伸ばしてあげる」ということです。
親の押し付けで子どもが嫌がる勉強をさせても、本当の賢さには結びつきません。
子ども自身が夢中になれることをサポートしてあげるのが一番です。
体を動かくことが好きな子もいれば、本を読むことが好きな子など子供の個性はそれぞれです。「本ばかり読んでいて、他の遊びをしなくて心配……」という気持ちもあると思いますが、夢中になれることを伸ばすことで将来的に才能を身につける可能性もあります。
しかし、ゲームやテレビに夢中になる……というのは別の話。小学生までは、外で様々な体験をさせて自ら考える力を養うことが大切です。
【賢い子供をはぐくむ子育て②】すぐに正解を教えない
賢い子どもに育てるために親が気をつけるべきこと、2つ目は「すぐに正解を教えない」ということです。
子どもの世界には疑問がいっぱい!知的好奇心をくすぐる宝物が散らばっていると考えてみませんか?
どうして?と子どもに聞かれてすぐに正解を教えてしまうと、子どもの探究心を育てることができません。
子どもに自分で調べさせたり、一緒に疑問を解決していくようにしましょう。
「自分で発見できた!」という成功体験が、自信を付けるきっかけになります。
【賢い子供をはぐくむ子育て③】教え込むよりも、お手本となる努力をする
3つ目は「教え込むよりも手本になれるよう努力をする」ということです。
子どもは一番身近な親から、様々なことを学んでいきます。「ミラーニューロン」という神経細胞は、いわゆる「ものまね細胞」のこと。
パパやママの言葉、マナーも、いつのまにか見て覚えていきます。
子どもに教え込むよりも、まずは自らが正しさを保っているか一度考え直してみましょう。
【賢い子供をはぐくむ子育て④】繰り返し楽しいことをする
4つ目は「繰り返し楽しいことをする」ということです。
例えば、言葉を覚えることを遊びに変えてしまうのもひとつの方法。
親の優しい言葉かけや、大好きな絵本の読み聞かせによって言葉がどんどん増えていきます。生まれたばかりの赤ちゃんにも、反応がなくてもたくさん話しかけてあげましょう。
2歳をすぎておしゃべりが始まり、どのくらいおしゃべりができるようになるかはそれまでの言葉かけに比例するそうです。
言葉と同様に、パズルや積み木など遊びながら学べることをどんどん取り入れていくのもおすすめです。
賢い子どもに育てるために、親が気をつけるべき子育ての秘訣をご紹介しました。
ぜひ、本当の賢さを持った子どもに育てるヒントにしてみてくださいね♪
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