貧血チェックしてみよう!
まずは、該当する項目をチェックしましょう。
◆疲れやすく、なんとなく身体がだるい
◆顔色が悪い、肌がくすむ
◆万年ダイエッターだ
◆階段や坂道で、動機や息切れが起こる
◆朝起きるのがつらい
実はこれ、全部貧血の症状になります。一見無関係なもののような気もしますが、貧血は肌トラブルや健康被害をおこす怖い症状。1つでも該当された方は、生活習慣をふりかえって予防対策をしましょう。
なんと日本の女性の65%が貧血の症状あり!
小林製薬の調査では、日本の女性の約65%が貧血症状があるとも言われています。
貧血は女性にとって非常に身近な疾患の1つです。放っておくと、生理不順や心身の倦怠感に繋がります。
特に血液量が増加する妊娠中の女性は、注意が必要です。そのままにしておくと、胎児の発育に遅れがでて、低体重児になる可能性もあります。
だるい・疲れやすい・肌がくすむ…など日常の生活でおこるちょっとしたシグナルを見逃さず、該当する項目があれば早急な予防対策をしましょう。
なぜ多い?女性の貧血
貧血にもいくつか種類がありますが、女性に多い貧血の症状は、鉄分が不足することによって引き起こされる鉄欠乏性貧血です。
毎月の月経により血液が失われることに加え、ダイエットなどで必要な栄養を十分にとれない状態が続いている女性が多いことが、1番の理由として挙げられます。
10代後半からの無理なダイエットで、身体に鉄分が不足したまま鉄の必要量が劇的に増える、妊娠・出産などのライフイベントを迎える女性が増えています。
女性なら知らなければ損!貧血回避の食事
貧血の予防対策になる鉄分の種類と、含有量の多い食材をご紹介します。
◆非ヘム鉄
ホウレンソウ・パセリ・コマツナ・ひじき・卵黄・大豆
<特徴>
植物性食品や卵・乳製品に含まれ体内への吸収は、ヘム鉄に比べ低いが、タンパク質やビタミンCを含む食品と一緒に食べることで、吸収率を上げることができる。
◆ヘム鉄
レバー・牛肉・しじみ・あさり・カツオ
<特徴>
肉・魚などの動物性食品に含まれ、体内への吸収率が高い。
妊娠初期の女性は、ビタミンAを過剰摂取すると胎児奇形のリスクが高まります。ビタミンAを含むレバーなどの過剰な摂取は、控えましょう。
不調の要因ともなる貧血について、ご紹介しました。
だるい・疲れるなどの慢性的な不調があったら、食事を含めた生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。
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