【トイレトレーニングの開始の目安】って?
まず、トイレトレーニング開始の目安についてです。
・おしっこをチビチビとするのではなく、2時間ほど間隔が空くようになった
・おしっこが出そうになると、ムズムズするなどサインを出すようになった
というような様子が見られるようになったら、「トイレトレスタート!」と思っていただいていいでしょう。
この他にも、
・パンツの上げ下ろしを自分でできる?→手先や指を使って、物をつかむことができるか
・一人でトイレに行ける?→部屋から部屋へ歩いて移動できるか
・トイレトレをスムーズに行えるよう、ママからの簡単な指示通りに動くことができるか
ということも、確認しましょう。
ただし、こちらはあくまでも目安です。
お子さんがトイレやパンツに興味を持ち、チャレンジしたい気持ちを持っているようでしたら、お子さんとの〈排泄を通したコミュニケーション〉を楽しんでくださいね。
トイレトレーニングを開始する前に〈しておくといいこと〉
トイレトレーニングを開始する前に〈しておくといいこと〉をお伝えします。
・パンツの上げ下ろしの練習
・家族のトイレの見学
・トイレトレに必要な言葉を教える
この3つは、トイレトレーニングをスムーズに行うために、とても大切だと私は考えています。
特に、“家族のトイレの見学“は強くオススメします!
子どもはまねっこが大好きで、常に憧れのママやパパ、そしてお兄ちゃん、お姉ちゃんの行動をよ~く観察し、「いつか、やってみたい!」と虎視眈々とチャンスを狙っています。
例えば、靴下を一生懸命に履こうとしてみたり、ボタンをいじってみたりはしていませんか?
子どもは、『見て⇒学んで⇒まねっこして⇒できるように』なりますので、ぜひ家族のトイレは見学させてあげてくださいね。
〈トイレトレーニングに必要なもの〉を準備しましょう
“1日集中!トイレトレーニング”を行う際は、トレーニング当日までに、以下のものを準備してください。
・お菓子などのごほうび
お子さんができたことに称賛を表すひとつの手段としてのご褒美です。
・飲み物
お菓子と同様、ご褒美としても使いますが、尿意を促進させるためにも与えます。
・おまる(または補助便座)
お子さんが座りやすいよう(上り下りがしやすいよう)に、腰掛け式のもので“前に取手がないもの”、かつ“子どもでもボウルの取り外しが簡単なもの” がおすすめです。
・おしっこをする人形
おしっこをする手順を実演するためのモデルとして必要です。おしっこをする人形がなければ、人形とスポイトでもOK。
・トレーニングパンツ、またはパンツ
大き目の布製のトレーニングパンツを、8~10枚ほど用意してください。
・喜んでくれる人たちのリスト
トレーニング中に何かできた時に、褒めたり喜びを伝えます。ママやパパ以外の喜んでくれる人の名前を書いておき、伝えましょう。
環境を整えLet's try!
トイレトレーニングを行う当日は、以下のように環境を整えましょう。
・テレビやラジオは消す(コンセントも抜いておく)
・おもちゃは目に付かない場所に片付ける
・電話は留守電などにしてできるだけ出ない、または手短に済ませる
・来客の場合も「手が離せない」と断る
・トレーニングを行う人以外の家族には外出してもらう
ママとお子さんがトイレトレーニングに集中し易い環境づくりを心がけ、親子の間に交わされるやりとりや、気持ちの流れの妨げになるようなことが、できるだけ起こらないようにしてくださいね。
これで、開始の目安と開始前に準備しておくこと、当日の準備はバッチリです♪
次回は“1日集中!究極のトレーニング~実践編:お人形を使ったトイレトレーニング〜”をお伝えいたしますね。
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