日本で普及?!安心して出産&育児ができるチャイルドパートナーって?

子育て・ライフスタイル

女性にとって、出産や子育ては人生で一番大きなイベント!
嬉しくてわくわくした気持ちが大きい半面、不安に感じたりナーバスになってしまうことも珍しくありません。
そうした時、妊娠から出産、その後の子育てといった全ての段階を見守り、相談に乗ってくれる「パートナー」がいたらとても助かると思いませんか?
そういった制度が、今後日本に普及する可能性が高いんです。

秋間 恵璃
秋間 恵璃
2021.05.17

妊娠・出産を不安に感じたり、育児に手一杯になった時、誰に相談しますか?

初めてのお子さんの妊娠が分かった時、嬉しい気持ちが溢れてきたという人はとても多いと思います。

しかし、実は三重県にある名張市の健康支援室の調査によると、3人目以降のお子さんの妊娠が発覚した時、嬉しい気持ちの半面、不安や戸惑いを感じる確率が一気に上がるということが分かったんです。

この主な原因は、今でも育児に手一杯なのに、という気持ちや、どうやって家計を節約してやりくりしていこうか、という経済面での気持ちから来るんだとか。

こうした妊娠中の不安な気持ちや育児で手一杯という状況、皆さんは相談できる人がいますか?
核家族化が進む現代、誰にも相談できずに一人でナーバスになってしまっているママが多いんです。

こうした状況も踏まえ、今「チャイルドパートナー」という制度が、地域によって少しずつ普及し始めています。

《チャイルドパートナー》ってどんな制度?

妊娠・出産で不安な気持ちや育児で手一杯な時、ぜひ利用したいのが《チャイルドパートナー》。

チャイルドパートナーとは、看護師や介護福祉士などの有資格者が対象で、地域の福祉や保健の総合窓口に常駐し、地域の全妊婦を対象に、妊娠中から産後の育児までの過程の様々な相談に乗るという内容。

これはとっても魅力的!
ご主人は毎日お仕事が忙しくて帰りが遅く、一人で悩みを抱えている。そんな女性って多いと思うんです。

このチャイルドパートナーは、友人や近所の人とは違って、しっかりとプライバシーを守るのが原則。そのため、誰にも言えない悩みを抱えている人でも安心して利用できるのが魅力なんです。

チャイルドパートナーは「ネウボラ」を参考にした制度♡

こうしたチャイルドパートナーの制度を取り入れている地域は、全国で見るとまだまだ少ないです。
しかし実際に日本で普及したら、女性も安心して子供を出産して育児ができる環境に大きく前進するはず。

ちなみに、このチャイルドパートナーの制度は、実は幸せの国フィンランドで実際に取り組まれている「ネウボラ」という制度を参考に作られたものなんです。

フィンランドの「ネウボラ」とは、直訳すると「助言の場」という意味を持つ単語で、自治体が運営を行い、育児に関する総合相談窓口で開かれているもののことなんです。
相談者それぞれに担当の保健師がついて、妊娠期の相談から始まり、出産後の回復や子どもの発達、他にも家庭内暴力などと言った、育児に関する様々な問題に対応しているシステムなんですよ。

他にも、母親手当がもらえたり、健康診断や予防接種まで受けられるんだとか!
こうしたママにも子どもにも優しい制度が、世界中に普及すると良いですよね。

2015年は、チャイルドパートナーが全国に150か所に拡大!

素敵な制度であるチャイルドパートナー、今は三重県の名張市などの全国の23市町村でのモデル事業なんです。

通りで、まだあまり知られていない制度なわけですね。
しかし現段階で、国もこの妊娠・出産期からの支援に取り組む自治体には補助金を出したりと、普及を後押ししているんです!

国も力を入れ始めているチャイルドパートナー制度、今年度は「子育て世代包括支援センター」と名付けて、なんと150ヶ所に拡大の予定なんだそう♡

今、少子化も囁かれている時代なので、こうした妊婦さんや育児中のママに優しい制度はどんどん広がっていってほしいですよね。

「チャイルドパートナー」というシステムを知らずに利用していない。
そうした事例が一番もったいないので、私たちも常に出産や育児に関する制度の情報のアンテナを張っておきたいですよね。

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