春のため息・疲労感は心のSOS!心をほぐすお手軽《薬膳食材》とは

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新年度が始まって、少し経ちましたね。環境が変わった方は、新しい環境でワクワクする反面、慣れるまで、緊張することも多いかと思います。

慣れない環境で緊張が続くことで、呼吸も浅くなり、普段よりも疲れやすくなったり、気持ちが後ろ向きになることはありませんか?

春のこの時期によくある不調について、薬膳的な観点から、原因と対策をお伝えしたいと思います。

よくある不調【イライラ・うつうつ・緊張……】

仕事が忙しいとき、時間に追われているときに緊張する場面が続くと、イライラしたり、気持ちが鬱々としてふさぎ込んでしまったり……という不調を感じたことはありませんか?

薬膳の考えで見ると、これは、「気の巡りが悪くなって滞っている状態」と言えます。

「気」というのは、「元気」「やる気」という言葉があるように、目には見えませんが、私たちの身の回りに存在しています。

そしてこの「気」が私たちの体を構成し、全身をくまなく巡っているのです。

ストレスなどの影響を受けることで、気の巡りが悪くなり、不調が現れます。

前回の「春の薬膳」でもご紹介しましたが、春になると、この「気」の巡りが悪くなりやすいのです。

症状が出ていない場合も、普段から気を補ったり、巡りを良くしておくことは、とても大切ですよ。

不調が現れる前に!【薬膳的】春にオススメのデトックス食材とは?

心をほぐすお手軽《薬膳食材》①~巡りを整える~かんきつ類

不調などの症状が出た時には、何をとったらいいのか、さっそくご紹介します。

〈みかん、グレープフルーツ、ゆず、キンカン〉などの柑橘類は、香りだけでもホッとして、気持ちが緩みますよね。この香りと、食材のもつ力が、「気」を巡らせてくれます。

そのまま食べるほかに、以下のように、お茶やお料理などに活用するのもおすすめです。

・紅茶に、輪切りにした柑橘類を加える。
・調味料に柑橘果汁を使う。

また、香りを嗅ぐというのも、気の巡りにいい影響がありますので、おすすめですよ!

心をほぐすお手軽《薬膳食材》②~巡りを整える~みつば、しそ、パクチー

〈みつば、しそ、パクチー〉などの香味野菜も、気の巡りを良くしてくれます。

様々なお料理に薬味として加えると、日常的に取り入れやすいと思います。

ごはんに刻んだ”しそ”を混ぜる、”みつば”で胡麻和えやお浸しを作るなど、疲れていても簡単にできるので、おすすめです。

疲れて食欲がわかない時こそ、香りのある食材で、少しでも食欲を出しましょう。

心をほぐすお手軽《薬膳食材》③~気を補う~長芋、じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、シイタケ、なつめ、穀類

ため息が出て、疲労感も強いときは、体のエネルギー不足により気の巡りが悪い状態、と考えられます。

「気を巡らす」ためには、ある程度の気のエネルギーが必要です!

エネルギーが足りないのに、巡らせてばかりいると、気が不足して、疲労がたまってしまいます。

そんな時は〈長芋、じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、シイタケ、なつめ、穀類〉など、
「気を補う食材」も組み合わせるのがおすすめです。

長芋は、生で食べるイメージがあるかもしれませんが、お味噌汁の具に加えたり、塩胡椒で炒めたりと、加熱することで、ほくほくとした食感に変わります。

他のいも類に比べて、加熱時間も短く、すぐ火が通るので、忙しい方にはぴったりの食材です。

じゃがいもで作るサラダや煮物を、長芋に変えるのもおすすめです。気が不足していると、体が冷えやすくもなるので、生野菜のサラダより、加熱する調理法をおすすめします。

今回は、春に巡りが悪くなりがちな「気」について、ご紹介させていただきました。いかがでしたか?

私自身、新年度、新生活を迎える4月は、すごく緊張して、疲れやすくなってしまうのが悩みでした。

薬膳を始めてから、その時の自分の不調に合わせて、補うもの、巡らすもので調節することで、少しずつ改善していきました。

忙しい毎日ですが、気づいたときに取り入れてみてくださいね!