”飲む点滴”とも言われるほど、絶大な美容健康効果があると注目されている「甘酒」。
冬は、外で販売されていたり、自動販売機で見かけたりすることもありますよね。また、最近では、お取り寄せの高級甘酒なども人気があります。
お肌のことや健康を考え、たくさん飲みたいものですが、毎回購入するとなると継続はむずかしい……。そんな方へ、簡単に自宅でも甘酒を作れるレシピをご紹介します。
炊飯器で作れる簡単甘酒レシピ:「甘酒」の美容健康効果とは
日本で昔から飲まれている”甘酒”。発酵食品である麹から作られている甘酒には、実は、驚くべき美容健康効果が隠されています。
米麹から作られた甘酒は、ビタミンB群、葉酸、食物繊維、オリゴ糖や酵素など、女性に嬉しい様々な栄養成分がたっぷり含まれているそうです。
ビタミンBやアミノ酸などにより美白・美肌効果、また、髪や頭皮を元気にしたり、食物繊維やオリゴ糖による腸への働きから、便秘解消などの効果があります。
日々の生活に取り入れていくことで、ダイエットやデトックス効果、栄養補給による疲労改善などにもつながり、近年では”日本のスーパーフード”とも呼ばれています。
毎日の生活に取り入れるなら”安く手に入れたい!”、”手作りをしたい!”という方に、炊飯器一つで簡単にできる甘酒の作り方をご紹介します。
炊飯器で作れる簡単甘酒レシピ:生麹と乾燥麹の違い
甘酒作りに欠かせないのが「麹」です。米麹には生麹・乾燥麹と種類があり、どちらからでも作ることが可能です。生と乾燥で、味や栄養効果には大きな差はありません。
生麹は柔らかくて、歯触りが良く、生きている菌が入っている点、乾燥麹は扱いやすく、そのままの状態で長期保存が効く点、がそれぞれの利点とされています。
麹は1kgで1,000円未満という価格で販売されていることが多く、スーパーやインターネットでも簡単に手に入れることができますよ。
麹150gで、とろとろの甘酒がたっぷりできるため、市販で買うよりも安心、かつ大きな節約になるのが嬉しいポイントです。
炊飯器で作れる簡単甘酒レシピ:作り方
【簡単甘酒レシピ】
用意するのは、市販の米麹とお水。使用するのは炊飯器のみという、とてもお手軽なレシピです。
《材料》
・乾燥米麹150g (生麹の場合300g)
・お湯500ml
①炊飯器に米麹を入れ、一度沸騰させてから60度位まで冷ましたお湯を入れ、よく混ぜる。
②炊飯器の保温スイッチをオン。蓋を開けた状態で、濡れ布巾などで釜を覆い、寝かせる。
③2時間くらいが経った頃、一度全体をかきまぜます。(写真は、保温して発酵開始2時間後の様子。発酵前より少しトロトロとした状態になってきたことが分かります)
そのまま再度寝かせ、保温したまま5〜10時間経てば、完成です!
でき上がった甘酒は保存容器にうつし、冷蔵庫で保管し、2〜3日で飲み切るようにしてください。
お米本来の甘みがとても心地よく、こんなに簡単とは思えないくらい、美味しい甘酒ができますよ♪
炊飯器で作れる簡単甘酒レシピ:おすすめアレンジ
甘酒は、飲み方も色々あります。そのまま飲んだり、スイーツ変わりにスプーンで食べるようにいただくのも◎
とても甘いので、満足感があり、お砂糖たっぷりのお菓子から自然と卒業できますよ。お湯割りやホットミルクで割ったりなど、体を温めながら飲むのもオススメです♪
アレンジを加えることで、更なる美容・健康効果も期待できます!
《甘酒の豆乳割り》
・甘酒1:豆乳1で割る。
豆乳に含まれているイソフラボンが、女性ホルモンに近い役割を果たしてくれるため、女性には嬉しい美容効果があります。こちらもホットでいただくのがオススメ。
《甘酒ヨーグルト》
・ヨーグルトに、蜂蜜やジャムの代わりにかける。
甘酒自体がとても甘いため、甘味料の変わりに使用することができます。ヨーグルトの腸への働きがプラスされ、便秘解消にもより効果的です。
《甘酒バナナスムージー》
・バナナ1本と甘酒、さらに、お水や牛乳・ヨーグルトなどお好みの材料をプラスしてミキサーにかけるスムージー。
バナナの食物繊維が腸へ働きかけ、また、カリウムが塩分排出を促すことで、塩分の摂りすぎで疲れた胃腸を整え、休ませてくれます。
バナナはエネルギーも豊富なので、朝食変わりにもぴったり!
いかがでしたか?自宅で簡単に作ることができる甘酒のレシピをご紹介しました。
日本のスーパーフードとして、ぜひ毎日の生活に取り入れたい食品です。皆さんも手作りに挑戦して、甘酒ライフを楽しんでくださいね♪
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