幸せな育児のために……ママが意識したい3原則とは?
“素敵なママ”、“子供にとってのベストなママ”、“幸せなママ”など、「こんなママになりたい!」と思う理想は人それぞれ違うと思います。
そんな中でも、母親になったらぜひ心に留めておきたいワードが、こちらの3つ。
①自信
②一生懸命
③ヘラヘラ
①の自信は、偉そうにすることでもなければ、誰かに尊敬してもらうことでもありません。自分自身の日々の行動から“自分の能力を信じること”です。
②の一生懸命は、周りの人にしっかり育児をしているように見えるかなど、人様にどう見られるかを意識するのではありません。
「自分は新米ママなのだから、どんなことも下手くそながら1つ1つ学んでいこう!」
「小さな赤ちゃんとの日々を、毎日大切に生き抜こう!」という姿勢にあります。
そして最後の③番。これは、1番ママが見落としがちなものです。
自分に自信が持てるよう一生懸命子育てをしていると、自分を追い詰め、頑張りすぎてしまうもの。
しかし、①②と同じくらい大切なのが、この"ヘラヘラ育児"。
一生懸命頑張って自信を持ったら、同じバランスで心を緩める癖をつけましょう!
子育ては、おしゃれと同じ。毎日きっちりとした服装をしていた所で、それはおしゃれな人ではありませんよね。
適度な抜け感があるファッションは、今大注目のキーワードでもあります。
以上の3原則をしっかり心に留め、まずはママが幸せになれるような子育てをしていきましょう。
子育てストレスの原因?自分の心のフィルターを理解しよう!
人は多かれ少なかれ、心のフィルターを通して、現実を歪めて見るものとされています。
特に、未知の領域で頑張るママという存在は、この心のフィルターを使う頻度が増えてしまいがちに……。
子育て中のママが使ってしまいがちなフィルターで多いのは、以下の4つです。
①べきフィルター
②どうせフィルター
③大げさフィルター
④推測フィルター
①は、「ママであるのだから◯◯すべき」「ママはこうでなければならない」など、ものごとを決めつけて、自分を追い込んでしまうタイプです。
大切なのは、自分のべきフィルターに気づくこと。べきフィルターを感じたら、まずは「大丈夫、大丈夫〜!」と気楽に、ヘラヘラする癖をつけましょう。
次は、②のどうせフィルター。
「どうせ私は子育てに向いていない」「どうせ子供がいるから、私はできない(行けない)」など、自分を必要以上に低く評価してしまうタイプ。
こんな方は、試しに笑顔で胸を張り、姿勢を正す癖をつけましょう。
「本当にそれだけで?」と思われるかもしれませんが、体と心はしっかり繋がっているもの。落ち込んだ気持ちも緩むはずですよ。
③の大げさフィルターは、「こうなってしまったらどうしよう」「絶対みんなにこう思われた」と、大げさに受け止めてしまうタイプです。
子育てをしていると、“我が子が突然、道に飛び出してしまうかもしれない”、“頭を強く打って思わぬ怪我をしてしまうかもしれない”と、不安になることも多いはず。
また公共の場に出れば、愚図った子供の対応が上手くいかず、周囲の目が気になることもありますよね。
「こんなタイプが自分にあるな」と感じた方は、その思考癖をしっかり意識することが大切!
「どうしよう」「大変だ」と思ったら、「気にしな〜い!」と自分の癖に背いて、ゆったりとした気持ちに持っていく努力をしてみてください。
最後の④は、推測フィルター。これは、他人の気持ちを勝手に推測して、「きっとこう思ってるに違いない」と考えるタイプ。
「私だけ子育てで忙しいのに、パパは何も考えてない」だったり、ママ友の態度を見て「○○だと思われてしまった」と捉え、勝手に悲しみ、苛立つ思い込みの状態です。
こんな方は、言葉にしてみることが大切。自分の言葉で気持ちを表し、相手の言葉を聞いてみると、自分の被害妄想感に気づけるはずです。
自分のフィルターを通して、勝手に嫌な気分になっていてはもったいないですよ♡
実践してもらいたい「幸せ作りの習慣」
最後に、実践してみていただきたい毎日の習慣をご紹介します。
1つ目は、今日の幸せ発表会。
お風呂に浸かっている時や、寝る前ののんびりとした時間に、幸せだったことを発表するのです。
「パンパカパーン!ママの今日の幸せは、◯◯がピーマンを食べてくれたことです。なぜなら、ピーマンを食べると栄養かいっぱい摂れて、◯◯がもっと元気になるからでーす!」
と、日常の些細な幸せとその理由を発表します。
幸せだった時や、嬉しかった気持ちを親子で共有して、喜びあう。これを続けていくうちに、自分自身の気分も安定します。
また子供にとっても、幸せを感じる力や、見つける力を鍛える素敵な時間となりますよ。
もう1つの習慣は、1日の終わりに「有難いこと」&「当たり前の幸せ」に感謝すること。
「有難い」と「当たり前」は、実は反対の意味を持つ言葉。
しかし、どちらも毎日を幸せに過ごすためには、なくてはならない大切なものです。
「旦那さんが◯◯してくれた」などといった有難いことや、「朝、元気に我が子が目覚めてくれる幸せ」「温かいお風呂に浸かれる幸せ」など、有難いことと当たり前の幸せを振り返る習慣を作り、毎日を感謝して終わらせるようにしましょう。
1日中、バタバタと子育てや家事に勤しんだ後だって、子供の寝顔を眺めながら「有難いこと」や「当たり前の幸せ」について考えてみると、きっと心がふわっと軽くなるはずですよ♪
いかがでしょう?ママという存在は、子育てをするのが当然と思われがちです。周りから評価もされにくく、誰かから褒めてもらえるわけでもありません。
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しかし、どのように子育てをしていくかによって、子供の人生がより豊かなものへと変わるはず。また、人間としての輝きを増してくれるものでもあると思います♡
お届けした内容で、育児に迷い苦しんでいるママの心や日常が少しでも軽くなったら嬉しく思います。
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