【お悩みQ&A】おっぱいマッサージや食事制限……《母乳育児》に効果はあるの?

子育て・ライフスタイル

はじめまして。ちょっと理系な育児のsumireです。

みなさんは、母乳育児にどんなイメージを持っていますか?

お母さんの努力が必要だという話を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。

今回は、母乳についてのお悩みにお答えしていきたいと思います。

Q.乳製品やカロリーの高い食事……母乳のためにガマンが必要ですか?

私は、もうすぐ予定日を迎える妊婦です。

出産を経験した友人に、

「良い母乳をたくさん出すためには和食にして、乳製品やカロリーの高い食事はNGらしい」

と聞いたのですが、和食でないといい母乳が出ずに、赤ちゃんへの栄養が行き届かないということなのでしょうか?

個人的には洋食が好きですし、毎朝ヨーグルトやチーズを食べるのが習慣なので、どの程度食事に気をつければいいか知りたいです。

A.母親の食事内容で母乳量は変わらない!?

母乳育児のために、食事制限をするようにアドバイスされることは多いですよね。

ですが、結論からいうと、残念ながら食事制限で母乳の生産量を増やすことはできません。

母乳の生産システムは、お母さんの食事の影響を受けないのです。

たとえお母さんが多少栄養失調になっていたとしても、十分な量の質の高い母乳が生産される仕組みになっています。

食事は、母乳よりも母体に大きな影響を与えます。

産後は、母乳のためではなく、お母さんの健康のために、肉類や乳製品も含めた栄養豊富な食事が必要ですよ。

Q.痛すぎた母乳マッサージの記憶がトラウマです……。

今、2人目を妊娠中です。

1人目を出産した時に産院で、「母乳の出が悪いですね」とマッサージをされたのですが、それが痛くて痛くて苦痛でした。

その後、数日で確かに母乳がきちんと出るようになりましたが、やはり、痛いおっぱいマッサージに耐えないと母乳が出ないのでしょうか?

また痛いマッサージに耐えなくてはいけないのかと思うと、今から少し憂鬱です。

A.痛いマッサージは逆効果!?

マッサージをすれば母乳の出がよくなる、と考える方もいるようですが、母体には、もともと母乳を押し出す仕組みが備わっています。

授乳をすると、"オキシトシン"というホルモンが、乳房の中で母乳が溜まっている「たくさんの小さな水風船のような袋」をギュッと収縮させて、母乳を外に出すお手伝いをしています。

オキシトシンは、お母さんがリラックスしていると分泌されやすく、大きなストレスや痛みを感じると分泌されにくくなります。

つまり、痛いマッサージは、反対に母乳が出にくくなる可能性すらあるのです。

オキシトシンは、授乳のイメージや乳頭への刺激があれば、勝手に分泌されます。母乳を出すために、特別な試練に耐える必要はありません。安心してくださいね。

生理学的には、赤ちゃんが欲しがるたびに授乳することで、必要な母乳が飲めるようにできています。

それでも母乳が足りないと思ってしまうことが多いのは、正しい情報があまり知られていないからだと思います。

母乳不足の本当の原因や対処法を、これから10回にわたって連載していきますので、次回もお楽しみに☆

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