老化防止に!35歳を過ぎた女性が食べ始めるべき【薬膳食材】とは?

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じゃがいもやさつまいも、里芋、山芋など、お芋の種類は色々ありますが、35歳を過ぎたころから意識して食べていただきたいお芋があります。

それは「山芋」。今回は、薬膳から見た山芋の力をお伝えいたします。

35歳を過ぎたら食べたい!「山芋」の知られざるパワーとは

"とろろ"にして麦ごはんへかけて食べたりする「山芋」は、栄養学的には、消化を助ける効果を持つ唯一のお芋。

薬膳的にも、山芋は、消化力が落ちてしまい気力がなくなった方や、下痢をしやすい方に対して、胃腸を丈夫にして元気をつける力がある、と言われています。

薬膳では、胃腸の機能をとても大切に考えています。

消化の力が弱いと、栄養分が体に運ばれず、疲れやすくなり、体のあちらこちらに不具合が発生する原因となるのです。

体に元気をつける力を持っていて、毎日少しずつ食べることによって体力が回復する食材が、山芋と言われています。

なぜ35歳から「山芋」を食べた方がいいの?

薬膳は中国医学をベースにしているのですが、その中の考え方に「男性は8の倍数、女性は7の倍数で体が衰える」というものがあります。

どこかのCMで聞かれたことがあるのではないでしょうか?

この考えになぞらえると、女性の成長のピークは28歳。このあとの35歳からは衰え始めると考えられています。

この衰え(つまり老化)を少しでも緩やかにする力がある食べ物が、山芋なのです。

山芋は、元気をつける力のほかに【体を潤す】力も持っています。他のイモ類にも元気をつける力はありますが、潤す力を持っているのは山芋だけ。

35歳を過ぎると、体を潤す力がどんどん減っていき、放っておくと体が乾燥し、嫌な熱感を感じるようになります。

暑くもないのに顔から汗が出る、顔や手足がほてる、なんだか気持ちがソワソワして落ち着かない……これは、現代でいう更年期の症状と一致します。

加齢を緩やかにするためにも、潤す力が下降する前の35歳から山芋をコツコツ食べることをオススメします。

老化防止に効く「山芋」は漢方薬にも使われている!

有名な漢方薬に「六味地黄丸」(ろくみじおうがん)という薬があります。

体を潤す力が減ったことによる"のぼせ"や"ほてり"、足腰のだるさや耳鳴り、頻尿や尿漏れなどを解消するためによく使われます。

この六味地黄丸の中には、山薬(さんやく)という名前の生薬が配合されています。山薬とは、まさに「山芋」のこと。

山薬は、山芋の根茎を乾燥させたもので、下痢を止めたり、漏れ出るもの(過剰なおりものや尿、汗など)を止める力を持っています。

もちろん胃腸を整え、元気をつける力と体を潤す力も持っています。

山薬は、作用が穏やかなので、毎日食しても害はないと言われていますが、なかなか手に入りにくいものです。

山薬に比べると力は弱いのですが、山芋も同じ力を持っています。

種類がいくつかある山芋の中でも一番力が強いのは、「自然薯」と言われる粘りがとても強いもの。長芋でも効果は十分です。

欲張って一度に食べずに、毎日コツコツ食べましょう。

山芋は、唯一生で食べられるお芋です。火を通すと消化酵素は弱まりますが、ほくほくしておいしいですよ。

お好きな食べ方で、35歳からの老化の下降線を緩やかにしましょう!

いかがでしたか?地味な山芋が、実は「薬」だったなんて驚きですね。

食べ物で老化を緩やかにできるなら取り入れやすいと思いますので、ぜひ毎日の食卓へ山芋を使った料理を登場させてくださいね。