「個人向け国債」って?ママが知っておくべきマネー用語【Vol.7】

投資商品の一つに「個人向け国債」というものがあります。

銀行の窓口にあるパンフレットや、電車内でCMを見たことがある方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

とは言え、よくわからないという方がほとんど。今回のマネー用語講座では、個人向け国債についてご説明します。

【知っておきたいマネー用語】そもそも"国債"ってなに?

国債とは、国の「債券」のことです。

国は債券を発行してお金を借り、約束の時期になったら借りたお金に利子を乗せて返済します。

債券とは、お金を借りたときに発行される「借用証書」のようなもの。

つまり国債を買うということは、国にお金を貸すことを意味します。貸したお金は、公共事業などに使われます。

国債は、税金だけでは公共事業などに使うお金が足りない場合に発行されます。

ニュースで「国が国債を発行しました」と言われるときは、「お金がないから貸してください」という国のメッセージなんですね。

そんな国債を個人が買いやすくなるように工夫された商品が「個人向け国債」。

通常の国債よりも金利が低く設定されていますが、元本割れのリスクが減るように国が担保しており、安全性が高い投資商品となります。

【知っておきたいマネー用語】個人向け国債の特徴(平成28年10月時点)

個人向け国債には、

・満期が3年後で金利固定の「3年固定プラン」
・満期が5年後で金利固定の「5年固定プラン」
・満期が10年後で金利が情勢によって変わる「10年変動プラン」

の3種類があり、どのプランも毎月発行されています。

3年固定プランと5年固定プランでは、半年に1回支払われる利子額が満期まで変わりませんが、10年変動プランでは、金利情勢によって金額が変動するという違いがあります。

購入する場合は、どのプランも1万円以上、1万円単位で購入できます。

株式に投資する場合には、10万円以上など、多額の資金が必要になることが多いですが、個人向け国債への投資なら、1万円と少額からの投資が可能なのが嬉しいですね。

注意すべきは、発行から1年間は解約することができないこと。また、1年経過後も満期前に売却すると、中途換金調整額を支払わなくてはいけません。

【知っておきたいマネー用語】個人向け国債で投資するメリット・デメリット

個人向け国債で投資するメリット・デメリットについてもお話ししましょう。

・メリット

1年経過すれば元割れのリスクがない
少額から購入できる
普通預金より金利が高い
1万円単位で解約できる
万が一、金融機関が破綻しても全額保護される
変動金利プランでも最低金利が保証されている

・デメリット

1年間は原則解約できない
1年経過後途中解約した場合、中途換金調整額が引かれる
購入時期が限られている
インフレリスクがある

【知っておきたいマネー用語】どこで「国債」を購入できるの?

個人向け国債は、銀行や保険会社、証券会社、郵便局の窓口で購入できます。

個人で国から直接購入はできません。ネット証券を使えば、インターネットでも購入可能です。

ただ、いつでも購入できるわけではなく、購入できる期間が決まっています。

たとえば2016年11月分は、発行日が11月5日と決まっており、募集期間は10月6日〜31日となっています。

詳しい発行スケジュールは、財務省HPで確認することができます。
今回のマネー用語講座では、個人向け国債について解説しました。

国債は、比較的安全な商品という理由から、投資をされる方がはじめの一歩として選ぶことも少なくありません。

しかし、メリットだけでなくデメリットももちろんありますので、他の投資商品と比較しながら、よく考えて活用したいですね。

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この記事を書いた人

鈴木 さや子/ファイナンシャルプランナー

鈴木 さや子

【肩書き】
ファイナンシャルプランナー

【経歴】

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