「豆まき」でのマナー▶自宅の敷地内で行うのが基本!
住んでいる家が一戸建てで、庭やテラスなどがある場合は、隣のお家へ豆を出さなければ、思う存分、「鬼は外、福は内~」と声をかけながら楽しめますよね。
鬼が来ないように、ドアや窓を全開にして豆まきをすることもありますが、マンションなどの集合住宅の場合、玄関から先は共有スペースです。
共有スペースに通じている玄関や窓は開けずに、豆まきを行いましょう。
マンション住まいのご家庭は、一戸建てのように勢いよく豆をまけません。
でも、自宅にベランダのスペースがあれば、リビングなどからベランダへ、少量の豆まきができますよ♪
「豆まき」でのマナー▶豆まきを行う時間帯を考える
幼稚園や保育園で行う豆まきは、日中の保育時間中に行いますが、自宅での豆まきは、降園後の夕方以降の時間に行う家庭が多いようです。
ママと子どもが揃う夕方の豆まきは、まだ季節的に日が暮れるタイミングが早いので、外も暗く、豆をまいた後の片付けが負担になることも……。
隣近所の状況にもよりますが、日没の時間帯までに豆まきを終わらせられると良いでしょう。
「豆まき」でのマナー▶駐車スペースではNG!
室内やベランダなどの屋外など、豆をまくエリアは、各家庭で違うことでしょう。
特に男の子の場合は、調子に乗って、想定外のエリアへ豆まきをしてしまうケースもあります。
豆まきをするエリアが限られてしまう、マンションなどの集合住宅に住んでいるご家庭は、注意が必要です。
また駐車場がある場合、車に向かって豆をまくと、ワイパー部分に豆が入り込んでしまうこともあります。
車を使っている方への配慮を考えて、車の周辺には豆をまかないよう、事前に伝えましょう。
また配達などで、宅急便などの車が一時的に駐車されていることもあります。
豆をまいてしまうと、荷物を運搬しているドライバーの方の業務を妨げますので、戸建て、マンション住まいなどに関係なく、車周辺の豆まきには気をつけましょう!
「豆まき」でのマナー▶まいた豆は食べない
お家での豆まきによくある光景と言えば、豆まきをしながら炒り豆をポリポリと食べてしまうこと。
特に、何でも口に入れてしまう乳幼児がいる場合は、誤飲防止のため、まいた豆を食べてしまわないよう気をつけましょう。
小袋に炒り豆がパッキングされた、アソートタイプを豆まきの豆の代わりに使っても良いですね。
また、子どもにピーナッツアレルギーがなければ、片付けやすい殻付き落花生を使ってみてはいかがでしょうか。
アソートタイプの豆と殻付き落花生は、豆まきが終わったら安心して食べられるでしょう。
「豆まき」でのマナー▶最後には親子できちんと片付けを!
節分の豆まきでは、自分たちがまいた豆や落花生は、必ず片づけるのもマナーの一つ。
落花生は、まいても中身が割れることはあまりありませんが、炒り豆は、まくと外皮が裂けてしまうので、後片付けは入念にしましょう!
「周りが気になって豆まきがしづらい」
「小さい子どもがいて豆まきどころでない」
などとお悩みの方も、ポイントを押さえれば、楽しく豆まきができます。
豆まきは、日本の伝統行事の一つ。ご紹介したマナーを参考に、親子で豆まきを楽しみましょう♪
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。