"除菌のしすぎ"に気をつけて!上手に菌と付き合う方法と手洗いの仕方

子育て・ライフスタイル

昨今の除菌ブーム、そして子どもを心配するあまりに、バッグの中は「除菌ウェットティッシュ」「除菌アルコールジェル」「除菌スプレー」など除菌・除菌・除菌の除菌アイテムだらけのママはいませんか?
けれど何事も過ぎたるは及ばざるがごとし(やり過ぎはよくないということ)。
除菌をしすぎず、上手に菌とお付き合いする方法をお伝えします♡

その菌、本当に悪いもの?

私たちが生活する身の回りには、無数の菌・微生物が存在しています。しかしながらそのほとんどは、何の悪さもしません。

特に、人間の皮膚には常在菌(じょうざいきん)と呼ばれる大切な菌が存在しています。この常在菌には、外部からやってくる有害な菌と戦い、病原菌に対抗してくれる特性があるのです。

常在菌のおかげで、私達の身体は病気やトラブルを引き起こす様々な菌から守られています。過度な除菌方法により、このような良い菌までを排除してしまい、免疫力が低下してしまったり、皮膚トラブルを起こす原因にもなりかねないのです。

上手に菌と付き合う&手洗いの方法①アルコール消毒は本当に必要?

出典:store.shopping.yahoo.co.jp

ここ数年、様々な感染症の流行とともに、至るところで消毒用のアルコールを見かけるようになりました。しかし、このアルコール消毒方法、本当に必要なのでしょうか?

例えば、病気と闘う力が弱い新生児と接するときや、病気の方のお見舞いに行く時など、シチュエーションによっては必要な場面もあるでしょう。しかし日常生活において、アルコール消毒が必要な場面は、実はほとんどありません。

アルコール消毒の除菌によって死滅させられる菌は、外から持ち込んだ菌よりも、もともと存在していた常在菌の方がはるかに多いことがわかっているそうです。常在菌が死滅した結果、外部から入って来た悪い菌が繁殖しやすくなる、という皮肉な結果を引き起こしてしまいます。

上手に菌と付き合う&手洗いの方法②ピカピカのキッチンで食中毒が起こるのはなぜ?

一つの例を紹介します。飲食店から食中毒が発生するとニュースで取り上げられ、キッチンが映し出されることがあります。
このキッチン、ピカピカなのになぜ?と驚くことはありませんか?

食中毒を引き起こす菌も、実は私達の身近なところに溢れています。
しかしながら、私達が毎日料理をしていても、食中毒などそうそう起こるものではありません。一般的な衛生度のキッチンでも起こらない食中毒が、なぜピカピカのキッチンで起こるのか。そこに除菌が関係しているのです。

一般的な無害の菌で溢れているキッチンでは、食中毒の菌が入り込んだところで、食中毒を引き起こすレベルまで菌が繁殖することはありません(一部の強力な菌をのぞく)。
しかし、丁寧に除菌されたピカピカのキッチンでは、ひとたび悪い菌が付着すると、それを遮る物が無いため、食中毒を引き起こすレベルまで一気に増殖してしまいます。

菌が居ないために、悪い菌が増えやすくなる、その結果病気を引き起こすこともある、というとても皮肉な話ですよね…。

上手に菌と付き合う&手洗いの方法③毎日を健康にすごす、清潔のポイントは?

出典:patch.com

最後に除菌をしすぎなくても、毎日を健康に過ごすことができるポイントについてご紹介します。

①お掃除はごく一般的な方法を。掃除機+水拭きでしっかり清潔、ピカピカです。どうしても気になる方は、拭き掃除の時にクエン酸や重層などをつかってみるとよいでしょう。

②手洗いは、水洗い・一般的な石けんで充分です。石けんも特に乳幼児期は洗い過ぎはNGなので、石けんを使用するのは、1日1回程度でも良いくらい。こちらも気になる方は、洗面器に酢やクエン酸を入れて、その中で手を振り洗いし、水ですすぐようにしましょう。

過度な除菌グッズで菌と敵対するばかりでなく、人間が本来持っている免疫力や常在菌を活かすことで、菌と上手にお付き合いしていきましょう♡

いかがでしたでしょうか?
肌を守る常在菌と、除菌をしすぎることによって引き起こされるリスク、上手に菌とお付き合いするためのポイントについて紹介しました。何事もやりすぎはNG、適切な方法で子どもの健康をしっかり守っていきましょう!

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