購入前に知って後悔しない!リノベーション物件の探し方《PART1》

最近、新築住宅や新築マンションと並んで、選択肢のひとつとなっているのが、「リノベーションマンション」。

購入を検討する前に知っておけば、後悔しないかも……?

リノベーション物件の探し方における、必要最低限のチェックポイントをご紹介します。

今話題の「リノベーション物件」とは?

「リノベーション物件」とは、中古住宅ならではの古い構造を活かしながら、給排水・電気・ガスの配管などを刷新し、性能やデザインをリニューアルさせて「新たな付加価値」を生み出した物件のこと。

"スケルトン・インフィル"といわれることも多く、建物の骨組みだけを残し、インテリアを自分流に作っていくことができます。

そのため自由度が高く、自分達らしいオンリーワンの物件として一から設計できるのが、最大の長所。

また、新築物件よりも広い物件が安く手に入ることもあり、住宅購入の新しいスタイルとして、中古住宅を購入しリノベーションすることも、住まいの探し方における1つの選択肢となっています。

「リノベーション」は、原形をとどめず大胆に改修すること。

対して「リフォーム」は、基本的には古くなった設備や壁・床の張り替えなどの原形を感じられる簡単な改修といった認識です。

ちなみに「リフォーム」という言葉は和製英語で、アメリカやヨーロッパでは、リノベーション、リモデルといわれ、住居系の改修はひとまとめで使われています。

リノベーション物件を見に行く前に自己チェックリストを作る!

リノベーション物件の探し方のコツとして、まずは欲しい部屋数とサイズを把握することから始めてみましょう。

下記より、自己チェックリストをご紹介します。

《1. リビング・ダイニング・キッチン》

キッチンは独立型なのか、オープン型希望なのか?

ダイニングとリビングは兼用のサイズで大丈夫か?

ダイニングテーブルとソファは、どれくらいのサイズのものを置きたいのか?

家具の配置を最初に考え、そのためにはどれぐらいのサイズがないといけないのか……という流れで、通常の順序とは逆に検討してみましょう。

家の要となる、落ち着けるLDKができるかどうかが大きく左右されます。

《2. LDKの他に欲しい部屋》

寝室、クローゼット、子供部屋など、各室どれぐらいの広さが欲しいのか?

もし妥協するなら、どの部屋を小さくできるのかということまで検討しておくと、後からのリノベーション計画がスムーズに進みます。

《3. トイレ・バスルーム》

手入れがしやすいユニットバスにするのか?ホテルのようにトイレとバスルームを一体にするのか?

リノベーション物件では、トイレとバスルームを自分達のお気に入りの雰囲気にできるのも醍醐味。トイレとバスルームの希望デザインとサイズも準備しましょう。

リノベーション物件の探し方:物件見学に行ったらこの5点をチェック!

チェックリストを作ったら、さっそく気になった物件を見に行きましょう!

その時にチェックしたい、専門的なポイントをご紹介します。

《1. どの壁が取り壊せるのか》

マンションの各住戸(区分所有)内では、ほぼスケルトンにできるように設計されていることが多いですが、構造上「この壁は取り壊せません」という場所がある壁もあります。

取り壊せない壁はどこなのか把握して、自分が求める空間ができるのかの検討材料とします。

《2. 柱・梁の位置を確認》

壁同様に、建物の構造体である柱と梁は壊せません。

印象深い柱は、どこにあったか覚えられていても、天井にある梁は、どこにあったっけ……?と後から覚えていないことが多いもの。

現場に行ったら、梁の位置を図面内に書いておくことをお勧めします。

梁がある場所は、高さに制限が出てくるため、キッチンやユニットバスを設置する際など、後々「ここには置けなかった……」ということにならないよう、特に注意しましょう。

《3. エアコンを取り付けられる場所》

実際にリノベーション計画をすることになった時、この部屋にはエアコンがつけられなかった!という状況が発生する場合も……。

物件により、エアコンが取り付けられない壁もあるので、後々困らないよう、エアコンの付けられる位置は必ずチェックしましょう。

《4. 窓の位置》

エアコン同様に、窓の位置も要チェック!

風の入る場所はどこなのか。まれに、不動産会社からもらう図面でずれている場合もあるので、しっかり確認しておきましょう。

《5. 水廻りエリアの床段差》

マンションによっては、トイレや洗面脱衣室からバスルームまで、通常の床から少し上がっている場合があります。

この段差は、床下に給排水管があることにより生じていることが多いです。

もし段差があり、気になる場合は、全面の床を上げることになるので、多少コストアップすることも検討材料となります。

リノベーション物件の探し方:帰ってきたらすること

ワクワクドキドキの物件調査を終えたら、記憶が新しい間に、"プロコン"といわれる「Pros and Cons」リストを作成しておきましょう。

見学した物件のメリット、デメリットをリスト化し、検討するのです。

方法は、紙の中央に縦一本線を引いて、左に"Pros(良い点・メリット)"、右に"Cons(悪い点・デメリット)"を、思いつく限り書いていきます。

家族や友人と一緒に物件見学に行った時は、みんなの意見をプロコンで集約して、徹底的に検討してみましょう。

同時に、手元にある図面を使い、大体の大きさでどこにどの部屋を置くか、検討してみます。実際思い描く間取りができるのか?と、自分なりの設計図を書いてみるのです。

以上の流れで、この物件は自分たちの求める物件なのかということが、クリアになるでしょう。

一生に一度になるかもしれない、大切な買い物。

物件を見学した後に、本当にこの物件は自分の求める物なのか?と一歩下がった目線で検討していくことが、さらに重要です。
難しそうに見える「リノベーション物件」の探し方ですが、プロではなくても、できるのです。

最初に自分の希望をリスト化し、プロ目線で物件調査へ行き、その後検討することが、リノベーション物件購入の大切なポイントとなります。

自らプロデューサーとして一歩下がった目線をもって、物件を探してみて下さいね。素晴らしい物件との出会いがありますように♡

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この記事を書いた人

JURI AMAKI/インテリアデザイナー

JURI AMAKI BOTELHO(ジュリ・アマキ・ボテーロ)
インテリアデザイナー・イメージコンサルタント<…

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