アメリカで広がる「母乳の取引」日本でも問題視されているって本当?

子育て・ライフスタイル

子育て中の私たちに非常に興味深いニュースがアメリカで飛び交っているってご存知でしたか?
それは、《母乳の取引》について。
近年アメリカでは、母乳育児礼賛の風潮があることから、今母乳に関するビジネスが盛んなんだそうです。

秋間 恵璃
秋間 恵璃
2015.08.12

アメリカの母乳取引問題① 皆さんは、母乳はですか?ミルク派ですか?

育児の中で、赤ちゃんにとって一番大切なことが《授乳》ですよね!

みなさんは、母乳で赤ちゃんを育てましたか?それともミルクでしょうか?混合という方も少なくないと思います。

母乳で育てるかミルクで育てるか、混合にするか……。
コレは、自分自身の母乳の出方だったり、体調やお仕事の都合、もしくは赤ちゃんの好みなどの理由で決めていくものという認識がありますよね。

しかしアメリカでは、ここ5~7年くらいの間で、完璧な母親を求める風潮が強く、母乳で育てないと罪悪感を抱いてしまう風潮があるんだとか。

このせいなのか、今アメリカでは《母乳の取引》といったビジネスが広がっているんだそうですよ。

アメリカの母乳取引問題② 米国企業は「搾乳」の対応が手厚いんです!

日本では、企業に勤める女性が出産する際は、育児休暇を取得して1年前後の育児を経験。その後保育園を探して、またお仕事に戻る。そんなスタイルがメジャーですよね。

しかしアメリカでは平均して育児休暇自体が3か月しかなく、まだ子供が乳児の段階で仕事復帰せざるを得ない状況があるようなんです。

こうしたことから、アメリカの企業では、1歳未満で母乳が必要な子供を持つ女性の従業員には、搾乳する時間と場所を提供することが義務付けられているんだそう!

このような状態も《母乳の取引》を生む原因の一つになっているのかもしれませんね。

アメリカの母乳取引問題③ 母乳ビジネスの形態や相場はどれくらい?

私たちも同じ母親として、《母乳の取引》がどんなものなのかというのは非常に興味深いことですよね。

アメリカで行われている母乳の売買は、ネットを通じて仲介されるケースが多く、とあるサイトでは登録者数がすでに4万9千人にも達しているんだとか(!)。

毎月平均して2千人ずつ登録者数が増えていくほど人気が高く、もうポピュラーな存在なのかもしれませんね。

価格に関しては、粉ミルクよりも高額で取引されているようで、1オンス(約28g)あたり1〜3ドル(120〜370円)なんだそう!

アメリカの母乳取引問題④ 母乳のメリットや問題点は?

なぜアメリカではそんなにも母乳への執着心があるのでしょうか?
それは、政府や小児科学会の推進にあるようなんです。

他にも、母乳で育てた子供は、30年後に知能、収入ともに高くなるとする調査結果も後押ししているんだとか。

いずれにせよ、母乳を売買するに関して細かい取り決めがないため、衛生面や異物混入などの心配が問題視されていて、政府も対策を考えている段階なんだそうですよ。

実はこうした母乳ビジネスは日本でも広まりつつあって、厚生労働省や消費者庁が現在調査を行っているんです。まだ明るみに出ていない分、どんな問題が起こるかわからないのも怖いですよね。

子供を母乳で育てたい!
そういった気持ちをママが持つのももちろん理解できます。
しかし、行き過ぎたビジネスにならないように国全体で注視していきたいですよね。

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