【1・2歳児】うちの子は、イジワルなの!?
「やめて!」と言って嫌がっているのに、たたいたり、噛んだり。1・2歳児の育児をしているママは、そんなわが子の姿を目にしたことはありませんか?
こうした姿を目にすると、「うちの子って、思いやりがないのでは?」と心配になってしまいますよね。
でも、こうした行為は、決して思いやりがないから……という訳ではないんです。
1・2歳児のうちは、まだ「良い・悪い」の区別がつかず、好奇心の赴くままに、様々なことを試します。
その中で、ママの反応を確認し、”褒められる=良いこと・叱られる=悪いこと”という判断をしていきます。
特に、愛情のある大人の前や仲良しのお友達には、安心していろいろと”試す”ことができるのです。
こうした時期は、ママの教育理念に基づいての「良い・悪い」を教え、思いやりのお手本を見せてあげましょう。
【1・2歳児】は好奇心が育つ時期☆
「私がイヤだと言っているのに、どうして何度もやるんだろう?」と、疑問に感じたことはありませんか?
”子供が大好きなはずのママなのに……”と。
子供は、安心できる大人の前では「どうなるの?」「楽しい!」という、”好奇心”が強く出るもの。
ですので、ママが嫌がることでも、思いやりより好奇心が勝ち、何度も繰り返す場合があります。
「痛いからやめてね。」「ママ、悲しいな。」と気持ちを伝えて、やめさせることも大切ですが、一方では、子供の好奇心を育てることにも繋がるのです。
”イジワル”とも捉えられる、その行為に対しては、”やってはいけないこと”と説明しつつも、こうした子供の気持ちを、ママなりに理解してあげると良いですね。
【1・2歳児】は自己主張がしたい時期☆
咲いているお花をちぎってしまう。そんな、わが子の姿を見て、”やっぱりうちの子、イジワルなのかな……。”と、胸を痛めるママもいるかもしれません。
しかし、こうした行為は、子供にとって「やってみたい!」という”自己主張”の表れなのです。
1・2歳児でも、「お花をちぎったら、かわいそう。」ということは、理解できるかもしれません。
ですが、「やってみたい!」という気持ちが優先され、相手の気持ちに気が付かず、思いやりの気持ちを忘れてしまうこともあるのです。
このような場合も、何度も言って聞かせることは大切です。
ママに知っていただきたいのは、このような行為は、自己主張を表現できるようになった、言わば”成長の証”でもあるということなのです。
いかがでしたか?1・2歳児のちょっとイジワルにも思える行動は、成長の証です。
”1・2歳児=何でも試したい時期”。これを頭に入れておくと、わが子の行動にも、大きな気持ちで対応できますよ。
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