子どもにフィギュアスケートを習わせたい。基本知識と親の心構えとは

子育て・ライフスタイル

数年前から人気が高まり、今ではテレビでフィギュアスケートの試合がよく観られるようになりました。
また、2015年は浅田真央ちゃんの現役復帰を受けて、更にスケートの人気が高まりそうな予感♡「我が子にもフィギュアスケートを習わせてみたいな…」なんて考えているママも、いらっしゃるのではないでしょうか。

そんなママへ、知っておきたいフィギュアスケートの基本知識と親の心構えをお伝えします。

フィギュアスケートの基本知識と親の心構え①はじめ方

出典:www.iceskating.org.uk

実は私、浅田真央選手をはじめ、安藤美姫選手や小塚崇彦選手が育った名古屋で、10年間フィギュアスケートの選手として頑張っていた過去があります。

もちろんトップ選手になるほどの才能はありませんでしたが、当時はそれなりにプロを目指し、全国合宿に参加したり、色々な試合に出たりもしました。そんな経験をした私が分かる範囲で、フィギュアスケートについて簡単にご説明します。

もし、フィギュアスケートを子どもに習わせてみたいと思ったら、まずは近くのスケートリンクで行われている、子どものスケート教室に参加してみることをオススメします!

フィギュアスケートのコーチには、皆さんそれぞれのホームとなるスケートリンクがあります。そのため、有名なコーチの方が子どものスケート教室で教えている事もありますし、アシスタントコーチが教室で教えていることもあります。

教室でスケートを習うことで、選手にならないかとスカウトされる事もありますし、お願いすればそこで知り合ったコーチの所属するクラブチームに入る事もできます。子どもがスケートに興味を持つのかを確認するためにも、まずは短期間でもいいので、スケート教室に通ってみるといいと思います。

フィギュアスケートの基本知識と親の心構え②選手になるには

子どももママもフィギュアスケートに興味が沸き、選手として習いたいなぁと思ったら、次はフィギュアスケート協会に加盟しているクラブチームとコーチを探すことになります。

実は、トップ選手の多くは、はじめに習っていたコーチやクラブチームにずっといるわけではなく、移籍する選手が多くいます。

だからこそ、まずはママが子どもにどの程度本格的にスケートを習わせたいかを考え、その方針に合ったクラブチームに入ることをオススメします。余談ですが、浅田真央さんと安藤美姫さんは、もともとは同じコーチのもとで練習していたんですよ!

そして、クラブチームに入ったらコーチとともに選手としての練習をし、バッジテストを受けます。テストは初級~8級まであり、初級が一番下で、テレビで見る全日本選手権に出ている選手は、7級以上が必須条件です。

このバッジテストに受かり、級を取得しないと試合にでる事はできません。ですから、フィギュアスケートを習い始めたら、まずは選手として試合に出るためにバッジテストに向けて頑張ります。また、試合は各級ごとに分かれて行われ、級によって演技の時間が違います。

フィギュアスケートの基本知識と親の心構え③お金について

出典:www.skateclubvail.com

フィギュアスケートを習わせたいと思っているママが一番気になっているのは、【お金】がかかりそうということではないでしょうか。

正直、子どもにスケートを習わせるには、かなりお金がかかります。それでは、何にお金がかかるのか、簡単にですがご説明します。

まず、選手になると必要になってくるのは、スケート靴と練習用のコスチューム代です。練習用コスチュームは既製品であれば安いものもありますし、クラブチームで先輩方からのお下がりを戴けることもあります。

しかし、靴+エッヂは自分の足の大きさに合ったものを買ったほうがいいので、そこでお金がかかりますし、はじめはそれほど頻繁ではありませんが、上手になればなるほど靴の傷むスピードが早くなり、買い替える時期も早まるのでお金がさらにかかります。

また、先ほどお伝えしたようにバッジテストを受け続けなければなりませんが、それもお金がかかります。もちろん試合に出るにも、お金がかかります。さらに、試合で着るコスチュームにはスパンコールをつけたりもするので、ここでもお金がかかります。

他にも、コーチに支払うレッスン料、一般の営業中にリンクで練習する入場料。一般の営業時間外に、クラブチームでリンクを貸し切って練習するときは、その貸切料を選手みんなで割って支払います。もちろん、夏休みや冬休みなどの合宿代もかかります。

そして、スケート選手はスケートと一緒にクラシックバレエのレッスンを受けたりすることも多く、それにもお金がかかりますよね…。ですのでやはり、金銭面に関してはかなり親の覚悟が必要だと思います。

フィギュアスケートの基本知識と親の心構え④親が子どもに付きっきりになる事

出典:www.skateclubvail.com

フィギュアスケートの世界では、親が子どもに付きっきりになることが、どこか当たり前のような空気があります。コーチのお世話は選手のお母さんたちがしなければなりませんし、子どもの練習中もお母さんたちがリンクのまわりに立って、アドバイスを送っている姿が多く見られます。

なぜなら、フィギュアスケートはコーチのレッスン時間は意外と短く(トップ選手を除いて)、例えば30分コーチのレッスンを受けて、あとは次のレッスンまでひたすら自主練に励みます。
その自主練の際に、母親に自分のジャンプの姿勢がどうなっているのか、スピンの形はきれいなのかなどを見てアドバイスをもらう、という事が多くあるのです。

また、スケート人気に伴いスケートリンクも増えましたが、それでも練習場が少ないのが現状です。スケート場では、一般のお客さんが遊びに来ている時間も練習しますが、営業終了後のリンクをクラブチームで貸し切って、試合に向けて曲をかけて練習をしたりします。

貸し切り時間は限られているので、試合前などのシーズン中は、いつも練習しているリンクで貸切がとれなかった場合に、少し遠くのリンクまで行かなければならないこともしばしば。そんな時は、お母さんたちが子どもの送り迎えをしなければなりません。

また私の場合は、試合のコスチュームにつけるスパンコールなども、節約のために母が縫ってくれていました。

このように、フィギュアスケートは何かと親の出番が多く、親にかかる負担が多いです!
もし兄弟がいる場合、スケートを習っている1人に付きっきりになってしまう…という事が起こる可能性は大いにあります。ですので、どのようなバランスでスケートを子どもに習わせるのかを家族でしっかりと考え、親として覚悟をもって習わせるべきだと思います。

いかがでしたか?
今回書かせて頂いたのは、フィギュアスケートのほんの一部の事実です。ちょっぴりネガティブな事が多くなってしまいましたが、スケートを習うことで、バランス感覚や持久力など基礎的な運動能力は確実にあがり、根性がつきます。また、親の出番が多いスポーツである分、親への感謝の気持ちはとても強く感じ、親と子の信頼関係は確実に強くなると思います。

テレビで華麗に演技するスケート選手を見て、うちの子にも…と思われているママさん!
もし選手として頑張りたいと子どもが言い出しても困らないように、しっかり現実を踏まえた上で、覚悟を持って習わせてあげてくださいね♪